【2025年最新】実務者研修をハローワークで取るメリット、デメリットは?

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ハローワーク(公共職業安定所)の職業訓練を利用して介護福祉士実務者研修(以下、実務者研修)を取りたいと考える方は多いのではないでしょうか。「職業訓練(ハロートレーニング)」とは、求職中の方を対象に就職に役立つ知識やスキルを無料で習得できる制度です。受講料無料で実務者研修を取得でき、就職の斡旋も受けられる職業訓練は魅力的に感じますが、メリットだけではなくデメリットも存在します。
今回は、ハローワークで実務者研修を取得するための職業訓練の種類やメリット、デメリットについて解説するとともに、民間のスクールで安く取得する方法などをお伝えします。
ハローワークの職業訓練にはどんな種類があるの?
ハローワークの職業訓練には「求職者支援訓練」と「公共職業訓練(離職者訓練)」の2種類があります。『雇用保険の受給資格がない方』を対象としているのが求職者支援訓練、『雇用保険の受給資格がある方』を対象としているのが公共職業訓練(離職者訓練)です。
それぞれ支援内容が異なるため詳しく説明します。
求職者支援訓練
求職者支援訓練は、雇用保険受給できない求職者などを対象とした「求職者支援制度」の一環として実施されています。
求職者支援制度では、再就職・転職・スキルアップを目指す方に月10万円の生活支援の給付金を支給しつつ、認定教育訓練機関で無料で職業訓練を実施する制度です。
〇「求職者支援制度」対象者
ハローワークの求職者かつ主に雇用保険を受給できない方・収入が一定額以下の在職者対象者一覧
《離職者の方》・雇用保険の適用がなかった離職者の方(主婦や主夫の方)
・フリーランス・自営業を廃業した方
・雇用保険の受給が終了した方など
《在職者の方》
・一定額以下の収入のパートタイムで働きながら、正社員への転職を目指す方など
〇「求職者支援制度」支援内容
・受講手当(月10万円)・通所手当や寄宿手当
・無料※の職業訓練(求職者支援訓練)※テキスト代等は実費
・就職サポート
受講手当、通所手当、寄宿手当といった給付金の支給には条件がありますが、支給要件を満たさない場合でも、無料の職業訓練=求職者支援訓練の受講は可能です※。
また、雇用保険受給中であっても、求職者支援訓練の受講が本人の就職に適した訓練であると判断された場合は受講が可能です。
※テキスト代などは実費負担
支援内容や給付金の詳しい支給条件などは「厚生労働省:求職者支援制度のご案内」でご確認ください
公共職業訓練(離職者訓練)
公共職業訓練(離職者訓練)は、主に雇用保険を受給している求職者を対象に、就職に必要な職業スキルや知識を習得するための訓練を実施する制度です。
〇「公共職業訓練(離職者訓練)」対象者
ハローワークの求職者 かつ 主に雇用保険受給者(失業保険を受給している求職者)〇「公共職業訓練(離職者訓練)」支援内容
・基本手当(失業保険)・受講手当(500円/訓練日 上限20,000円)
・通所手当や寄宿手当
・無料※の職業訓練 ※テキスト代等は実費
・就職サポート
公共職業訓練の対象は、たとえば会社を辞めて現在求職中であるなど雇用保険の受給資格がある方などです。求職者支援訓練と同じく各種手当の受給には条件がありますが、支給要件を満たさない場合であっても無料※の職業訓練を受講できます。
※テキスト代などは実費負担
支援内容や給付金の詳しい支給条件などは「厚生労働省:ハロートレーニング(離職者訓練・求職者支援訓練)特設ホームページ」でご確認ください。
求職者支援訓練と公共職業訓練(離職者訓練)の違いを一覧で比較!
求職者支援訓練と公共職業訓練(離職者訓練)の違いを表にまとめました。詳細については各自治体のハローワークに確認しましょう。
求職者支援訓練 | 公共職業訓練(離職者訓練) | |
---|---|---|
対象者 | ハローワークの求職者 かつ 主に雇用保険を受給できない方 ※雇用保険受給中であっても、求職者支援訓練の受講が本人の就職に適した訓練であると判断された場合は受講可能 | ハローワークの求職者 かつ 主に雇用保険受給者 |
支援内容 | ① 受講手当(月10万円) ② 通所手当や寄宿手当 ③ 無料職業訓練 ④ 就職サポート ※手当は条件あり | ① 失業手当の受給期間延長 ② 基本手当 ③ 受講手当(500円/訓練日) ④ 通所手当や寄宿手当 ⑤無料職業訓練 ⑥ 就職サポート ※手当は条件あり |
費用 | 無料(テキスト代等は実費負担) | 無料(テキスト代等は実費負担) |
訓練期間 | 2ヶ月~6ヶ月 | 3ヶ月~ |
※参考:ハロートレーニング(公共職業訓練・求職者支援訓練)の全体像
ハローワーク以外でも働きながら介護福祉士実務者研修は無料で取れる!
ハローワークの職業訓練を利用すれば無料で実務者研修を取得できます。ただし職業訓練の利用条件は「仕事をしていないこと」。現在、働いている方は対象外になる可能性があります。しかし、働きながら実務者研修を無料で取る方法はいくつもあります。
資料請求サイト『シカトル』では、求職中の方向けに実務者研修が無料で取れる『就業割引キャンペーン』を実施しているスクールを多く掲載しています。
お住まい近くのスクール資料を無料で請求できるため、詳細が知りたい方は資料請求にてご確認ください。
ハローワークで介護福祉士実務者研修を取るメリット
ハローワークの2種類の職業訓練について説明しましたが、ここからは職業訓練で実務者研修を取得するメリットについて紹介します。
①受講料が無料で取れる
ハローワークの職業訓練の最大のメリットは受講料が無料になることでしょう。ただしすべてが無料になるのではなく、テキスト代や健康診断代などは実費負担。それでも、実務者研修の民間スクールの費用相場は12万円~15万円ほどですから、格段に安い費用で取得できます。
②給付金や手当がもらえる場合がある
求職者支援訓練も公共職業訓練(離職者訓練)も一定の要件を満たす場合は給付金や手当がもらえます。しかし給付条件が厳しいため、希望者全員が必ずしも給付金や手当をもらえるわけではありません。また、多くの書類を提出するために何度もハローワークに通う必要があり、時間や手間がかかるとも言われています。
③就職の斡旋が受けられる
求職者支援訓練や公共職業訓練(離職者訓練)は就職を目的とした職業訓練です。そのため受講者はハローワークで就職の斡旋を受けられます。自分で求人を探す手間がないことは大きな魅力ですが、民間のスクールでも就業サポートを行っているところはあります。民間スクールの就業サポートについては後ほど詳しく説明します。
ハローワークで介護福祉士実務者研修を取るデメリット
ハローワークで実務者研修を取得するメリットについて紹介しましたが、メリットばかりではなくデメリットもあるため注意が必要です。ハローワークで実務者研修を取得するデメリットについて説明します。
①資格取得までの半年間は仕事ができない
ハローワークの職業訓練はあくまでも「就職先が決まっていない人」のための訓練です。つまり、職業訓練で実務者研修を受講している間の約6ヶ月間は基本的に仕事をすることはできません※。それとは別に受講申込みや選考の時間もかかるため、なるべく早く資格を取得して働きたい方にはデメリットとなるでしょう。
※雇用保険に入らないで働く・一定の労働時間を超えないで働くといったことは可能です。詳しくはハローワークにご確認ください。
②自分に合ったスケジュールで受講できるとは限らない
民間スクールでは土日開講コースや夜間開講コースなどご自身のライフスタイルに合ったコースを選べますが、ハローワークの実務者研修講座は基本的に平日の日中のみの開講です(月~金曜日の朝9時から夕方5時まで)。
また、ハローワークの実務者研修講座は常時開講ではないため、ご自身の希望時期に訓練を開始できるとは限りません。やむをえない欠席の場合も、多くの民間スクールでは希望の日時での振替受講に対応してくれますが、ハローワークでは難しい場合があります。
③選考の倍率が高い
ハローワークの職業訓練で実務者研修を受講したい場合は選考試験(面接+筆記試験)を受ける必要があります。選考倍率は非公開ですが、実務者研修は人気の高い講座で、地域や時期によっては選考試験の倍率は3~5倍ほどにもなると言われています。また、選考試験には現在の就労状況や所得の状況も影響します。面接では就職意欲や受講意欲も問われるため、面接や筆記試験の対策に時間を取られたくない方や選考に受かる自信がない方にはおすすめできません。
他に介護福祉士実務者研修を安く取る方法はある?
ハローワークの職業訓練で実務者研修を取るメリットとデメリットについて解説しましたが、職業訓練のほかにも、無料もしくは安く実務者研修を取得する方法はあるのでしょうか。資料請求サイト『シカトル』で取り扱っているスクールのお得な制度をいくつか紹介します。
働きながら受講するならスクールの就業割引キャンペーンがおすすめ
スクールによっては自社が運営する老人ホームや訪問介護事業所に勤務することを条件に、受講料無料で実務者研修が受けられる“就業割引キャンペーン”を行っています。ハローワークの職業訓練と同様に無料で受講できるだけでなく、全カリキュラムを通学のみで学ぶ職業訓練と異なり、通信講座の用意もあるため「安く効率的に就職できる制度」と言えるでしょう。
制度利用の条件はスクールによって異なりますが、資格取得後すぐに働きたい方や介護業界未経験で就職サポートを受けたい方におすすめです。
給付金、助成金を活用する
条件を満たしていれば、ハローワークの給付金制度や市区町村の助成金(補助金)制度を利用することもできます。どのような種類があるのかご紹介します。
受講料の20%が給付される「教育訓練給付金制度」
教育訓練給付金は、職業訓練とは別に整備されたハローワークの制度。雇用の安定と再就職の促進を目的として厚生労働省が定めたものです。利用条件を満たし、厚生労働大臣の指定する教育講座を修了した場合、受講料の20%が給付されます。教育訓練給付制度の指定講座もシカトルに取り扱いがある※ため、気になる方は資料を請求して詳細をご確認ください。
※お住まいの地域によっては教育訓練給付制度指定講座の取り扱いがない場合もあります。
教育訓練給付制度を利用する条件
① 雇用保険の一般被保険者で被保険期間が通算3年以上の人
② 雇用保険の一般費保険者でなくなってから(退職された日の翌日から)1年以内でかつ被保険者であった期間が3年以上の方
※初めて教育訓練給付制度を利用する場合、上記①②ともに被保険者期間は1年以上であれば給付が受けられます。詳細はハローワークにご確認ください。
③ 受講生本人が受講料の支払いを行うこと
④ 本人確認済みであること
⑤ 原則として受講する講座のカリキュラムは標準期間内にすべて修了していること
※参考:ハローワークインターネットサービス「教育訓練給付制度」
母子家庭や父子家庭のひとり親が対象の「自立支援教育訓練給付金事業」
自立支援教育訓練給付金事業とは、厚生労働省が自治体と協力して母子家庭の母(シングルマザー)または父子家庭の父(シングルファザー)の経済的な自立を支援する事業です。支援の内容は対象教育訓練を受講し、修了した場合にその経費の60%(下限は12,001円、上限は修学年数×20万円、最大80万円)が支給されるというもの。自立支援教育訓練給付金事業の指定講座もシカトルに取り扱いがありますが、各地域の自治体が実施しているためお住まいの地域によっては制度がない場合があります。制度の利用を考えている場合は事前にお住まいの地域の自治体に確認しましょう。
※参考:こども家庭庁「母子家庭自立支援給付金及び父子家庭自立支援給付金事業について」
シカトルなら無料・安く取れる介護福祉士実務者研修講座が見つかる!
さまざまな割引制度や給付金事業について説明をしましたが、ご自身で一つひとつスクールの情報を確認したり、HPや電話で直接問い合わせたりするのは大変ですよね。
資料請求サイト『シカトル』では、以下のような無料・安く取れる実務者研修講座を取り扱っています。※
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・教育訓練給付金制度指定講座
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お住まいの地域のスクール資料を一括で無料請求できるため、それぞれのスクールのお得な制度を比較できます。
介護福祉士実務者研修に興味がある方は、まずはお近くのスクールの資料請求をして自分に合った講座を探しましょう!
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【全国】介護福祉士実務者研修で就業割引キャンペーンを実施しているスクール
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※お住まいの地域によっては取り扱いがない場合もあります。あらかじめご了承ください。
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実務者研修をハローワークで取るメリット、デメリットは?まとめ
実務者研修をハローワークの職業訓練で取得する場合のメリット、デメリットについて解説しました。ハローワークの職業訓練を利用すると実務者研修の受講料が無料になるだけではなく、条件を満たせば各種手当や給付金などが支給される場合があります。しかし、受講日程が定められており希望通りのスケジュールで受講できるとは限らず、受講期間中は仕事(就労)に制限がかかるなど利用条件は厳しく定められています。さらに面接と筆記による選考試験に合格しなくてはならず、選考倍率の高さにも注意が必要です。
ハローワークの職業訓練の条件に満たない方や早く資格を取って働きたい方、ご自身に合ったスケジュールで学びたい方は民間のスクールで受講することをおすすめします。民間のスクールでも実務者研修の無料受講+就業サポートを行ってくれる「就業割引キャンペーン」や「教育訓練給付制度」指定講座、「自立支援教育訓練給付金事業」指定講座などを取り扱っており、実務者研修がお得に取得できます。
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現在、資格を持っていない方には「介護職員初任者研修(以下、初任者研修)」からの取得をおすすめします。初任者研修の資格が無くても実務者研修は取得できますが、実務者研修と初任者研修の受講科目は一部重複しており、初任者研修修了者は実務者研修受講時間の130時間(9科目)が免除されます。また、実務者研修の受講料は保有資格によって変わるため、初任者研修修了者は安く受講することができます。カリキュラムの内容も、実務者研修では介護の経験があることを前提としているため、無資格で介護未経験の方、経験があっても実務経験が3年に満たない方や、技術や知識に自信のない方は、まずは初任者研修の取得を目指すと良いでしょう。
初任者研修について詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
介護職員初任者研修(ホームヘルパー2級)とは?資格取得のメリット、講座の選び方
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この記事の監修者
資格スクールを選べる比較サイト『シカトル』の編集部です。
介護、医療、福祉の資格を中心に、皆さんが知りたい・気になる情報やお役立ち情報をお届けします。