<h2>介護職員初任者研修の取り方は2種類ある!(通信・通学)</h2>
<p>まず押さえておきたいのは、初任者研修を取るにはスクールの<strong>講座受講が必須</strong>であるということです。なぜなら実技演習を受けることがカリキュラムに入っているからです。つまり、初任者研修を取るにはスクールへの通学は避けてとおれません。<br>
とはいっても、初任者研修講座の中にも「<strong>通信講座</strong>」と「<strong>通学講座</strong>」の2種類があり、それぞれ取得の流れとメリットは異なります。「通学が必要なのに、通信講座ってどういうこと?」と思いませんでしたか?次から詳しく見ていきましょう。</p>
<h3>通信講座での取り方とメリット</h3>
<p><img src="https://sikatoru-production-cms.imgix.net/d6923371-6558-4141-afeb-77c18aecad58/img6_1.jpg" alt="初任者研修通信講座の取り方"></p>
<p>通信講座の場合、民間のスクールで定められたすべてのカリキュラム「<strong>自宅学習(最大40.5時間)+実技演習(89.5時間)</strong>」を修了した後、修了試験(筆記試験)に合格したら初任者研修取得となります。つまり、全てのカリキュラムを通学で勉強するのではなく、一部は自宅学習でおこない、それ以外を通学するということなので、実質は「通信併用」といったほうが正確ですね。<br>
通信講座のメリットは受講費用が通学講座より比較的安く、短期間で取得できるところです。また、ご自身のペースで学習できるため、仕事や家事育児で忙しい方でも受講しやすいでしょう。</p>
<table class="table table-bordered">
  <thead>
    <tr>
      <th>受講費用の相場</th>
      <td>3万円台～</td>
    </tr>
  </thead>
  <tbody>
    <tr>
      <th>受講期間の目安</th>
      <td>最短3週間～</td>
    </tr>
 </thead>
  <tbody>
    <tr>
      <th>通信講座のメリット</th>
      <td>・受講費用が安い<br>・通学講座より比較的短期間で取れる<br>・自分のペースで学習できる</td>
    </tr>
  </tbody>
</table>
<p>初任者研修の通信講座について詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。<br>
<a href="https://www.i.sikatoru.com/magazine/shoninsha/remote">介護職員初任者研修は通信学習のみで取得できる？</a></p>
<h3>通学講座での取り方とメリット</h3>
<p><img src="https://sikatoru-production-cms.imgix.net/81603b25-2c77-4a7e-a506-6cf8ccadc221/img6_2.jpg" alt="初任者研修通学講座の取り方"></p>
<p>一方、通学講座の場合は「<strong>学科学習＋実技演習(合わせて130時間)</strong>」を終えた後に修了試験を受け、合格すると資格取得となります。通信講座と異なる点は、「学科学習」を自宅で勉強するのではなく、スクールで直接講師から学べる点です。また、他の生徒と顔を合わせる機会が多いため、介護職を目指す仲間ができやすいことも大きなメリットといえるでしょう。<br>
通学講座のメリットは、わからないことをその場で講師に質問できること、長い間同じ教室の人と過ごすため仲の良い友人や仲間ができることがいえます。また、じっくり介護について学びたい方や学習計画を立てることが苦手な方には通学講座がおすすめです。</p>
<table class="table table-bordered">
  <thead>
    <tr>
      <th>受講費用の相場</th>
      <td>5万円台～</td>
    </tr>
  </thead>
  <tbody>
    <tr>
      <th>受講期間の目安</th>
      <td>最短1ヶ月～</td>
    </tr>
 </thead>
  <tbody>
    <tr>
      <th>通学講座のメリット</th>
      <td>・直接講師から学べる<br>・介護職を目指す仲間ができる<br>・学習計画が決められている</td>
    </tr>
  </tbody>
</table>
<h2>介護職員初任者研修取得までを徹底解説!～カリキュラム、実技演習、修了試験まで～</h2>
<p>おおまかな初任者研修の取得の流れと、通信講座・通学講座の違いはわかっていただけたでしょうか。この章からは、初任者研修の取得の流れに沿ってカリキュラムや実技演習の内容、修了試験(筆記試験)について詳しく解説します。</p>
<h3>カリキュラムの内容</h3>
<p>以下は初任者研修の<strong>全130時間のカリキュラム</strong>です。初任者研修のカリキュラムの基本構成は国により定められており、 どの都道府県でもほぼ同じ内容です。また、通信講座か通学講座かでカリキュラム内容が変わることはありませんが、通信講座の場合は130時間のカリキュラムの内<strong>最大40.5時間を自宅学習</strong>で学べます。それぞれの項目で通信学習可能な上限時間と詳しい学習内容について記載したので、講座選びの参考にしてください。</p>
<table class="table table-bordered">
  <thead>
    <tr>
      <th>項目</th>
      <th>総学習時間</th>
      <th>通信学習可能な上限時間</th>
    </tr>
  </thead>
  <tbody>
    <tr>
      <td>1.職務の理解</td>
      <td>6時間</td>
      <td>―</td>
    </tr>
    <tr>
      <td>2.介護における尊厳の保持・自立支援</td>
      <td>9時間</td>
      <td>7.5時間</td>
    </tr>
    <tr>
      <td>3.介護の基本</td>
      <td>6時間</td>
      <td>3時間</td>
    </tr>
    <tr>
      <td>4.介護・福祉サービスの理解と医療の連携</td>
      <td>9時間</td>
      <td>7.5時間</td>
    </tr>
    <tr>
      <td>5.介護におけるコミュニケーション技術</td>
      <td>6時間</td>
      <td>3時間</td>
    </tr>
    <tr>
      <td>6.老化の理解</td>
      <td>6時間</td>
      <td>3時間</td>
    </tr>
    <tr>
      <td>7.認知症の理解</td>
      <td>6時間</td>
      <td>3時間</td>
    </tr>
    <tr>
      <td>8.障害の理解</td>
      <td>3時間</td>
      <td>1.5時間</td>
    </tr>
    <tr>
      <td>9.こころとからだのしくみと生活支援技術</td>
      <td>75時間</td>
      <td>12時間</td>
    </tr>
    <tr>
      <td>10.振り返り</td>
      <td>4時間</td>
      <td>―</td>
    </tr>
    <tr>
      <td>合計</td>
      <td>130時間</td>
      <td>40.5時間</td>
    </tr>
  </tbody>
</table>
<p><strong>1. 職務の理解</strong></p>
<p>介護事業所の役割と仕事内容を学びます。初任者研修終了後の具体的な働き方をイメージできます。</p>
<p><strong>2. 介護における尊厳の保持・自立支援</strong></p>
<p>介護における基本的視点や利用者の権利について学習し、介護における自立の考え方、介護職として配慮すべき点を理解します。</p>
<p><strong>3. 介護の基本</strong></p>
<p>介護職の役割と専門性、職業倫理、介護の業務における安全の確保とリスクマネジメントについて学習します。</p>
<p><strong>4. 介護・福祉サービスの理解と医療との連携</strong></p>
<p>介護保険制度、障害福祉制度と関連する法律等を学びます。また、医療行為と医療職、介護職の関係性と連携について理解します。</p>
<p><strong>5. 介護におけるコミュニケーション技術</strong></p>
<p>介護サービスを提供する上で必要となるコミュニケーション技術を学びます。利用者の状況や状態を理解したコミュニケーションを理解します。</p>
<p><strong>6. 老化の理解</strong></p>
<p>加齢により変化する心と身体の状態、高齢者がかかりやすい疾患などについて学習します。</p>
<p><strong>7. 認知症の理解</strong></p>
<p>認知症について理解を深めます。認知症の原因疾患や心理・行動の特徴を把握して、実務に活かせる知識を習得します。</p>
<p><strong>8. 障害の理解</strong></p>
<p>障害の概念や種類などの基礎知識を習得します。</p>
<p><strong>9. こころとからだのしくみと生活支援技術</strong></p>
<p>人体の構造や機能を理解し、安全に介護サービスを提供するための知識を習得します。また、実務で活かすことのできる技術を演習形式で学習します。</p>
<p><strong>10. 振り返り</strong></p>
<p>研修全体を振り返り、学習した内容を確認します。</p>
<h3>実技演習ではどんなことを学ぶの?</h3>
<p><img src="https://sikatoru-production-cms.imgix.net/2af21213-0398-40d4-a764-140db75eb6a6/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%882023-11-21171638.jpg" alt="移動介助する介護士と利用者"></p>
<p>初任者研修のカリキュラムに組み込まれている実技演習では、主に<strong>入浴介助、排泄介助、食事介助、移乗や歩行の介助方法</strong>について学びます。将来的に介護職として働く場合や家族介護をおこなう場合、基礎知識を身につけるだけでなく、安全な身体介護をおこなえるようになることが重要です。実技演習では講師の方から正しい介助方法を教えてもらえるため、仕事や実生活の介護に大いに役立てることができるでしょう。また、初任者研修を取得することで、無資格ではできない<strong>訪問介護での身体介助</strong>ができるようになります。<br>
<a href="https://www.i.sikatoru.com/magazine/work/careerplan">介護職員初任者研修が活かせる仕事や働く場所は？</a></p>
<h3>介護職員初任者研修修了試験の内容や難易度は?</h3>
<p>初任者研修の全カリキュラムが修了すると、いよいよ最後は修了試験(筆記試験)です。修了試験は研修を実施するスクールが独自に作成しており、講座のカリキュラム全10科目の中から出題されます。出題形式はスクールによって異なりますが、基本的に選択式と記述式です。この試験に合格すると各スクールにて修了証が発行され、初任者研修資格の取得が完了します。<br>
気になる修了試験の難易度ですが、それほど高くはありません。修了試験は落とすためのものではなく介護の知識がどれくらい身についたかを確認するものであるため、講義を真面目に受けていれば<strong>ほぼ100%合格</strong>できます。万が一修了試験を受けて不合格になってしまった場合でも、合格するまで何度も追試や再試験が受けられるスクールは多くあります。試験に合格できるか不安な方は、スクールに入校する前に追試や再試験のサポート体制について確認しましょう。</p>
<p><a href="https://www.i.sikatoru.com/magazine/shoninsha/exam-study">介護職員初任者研修の試験内容は？過去問や難易度などもご紹介</a></p>
<h2>介護職員初任者研修スクールを選ぶポイントは?</h2>
<p>初任者研修の取り方についてはわかっていただけたでしょうか。初任者研修をスムーズに取得したいなら、どのスクールを選ぶかがとても重要です。ここでは、スクールを選ぶ際のポイントをお伝えします。</p>
<h3>費用が安い</h3>
<p>正規の受講料の比較だけではなく、ハローワークや就業割引など各種給付金が利用できるかや、時期によって各スクールが行っている割引キャンペーンの有無なども含めて総合的に判断することが重要です。</p>
<h3>無料で振替授業が受けられる</h3>
<p>急な体調不良や仕事の予定が入ってしまったなど、どうしても授業を休まなくてはいけないことがあるかもしれません。振替授業を受けられるスクールは多いですが、その制度の内容には違いがあるため、事前に確認しておきましょう。</p>
<h3>通いやすい距離にある</h3>
<p>通信講座を受講するとしても、15日程度は通学(スクーリング)が必要です。自宅や仕事場から一定期間、無理なく通い続けられるかどうかも選択の基準に取り入れましょう。</p>
<h3>平日や土日など多彩なスケジュールからコースを選択できる</h3>
<p>働きながら資格取得を目指す場合、土日コースや平日夜間のコースを開講しているかを確認しておくことが必要です。現在休職中の方で平日をフルに使える場合は、短期間で資格取得ができるコースを選ぶのもよいでしょう。</p>
<h3>就職・転職をサポートしてくれる</h3>
<p>資格取得後にすぐに働きたい方や就職活動をする時間がとれない方は、通いたいスクールが就業サポートを行っているかを確認しましょう。研修修了後に就職先の提案をしてもらえるスクールや、関連の介護事業所に勤務することが可能なスクールもあります。</p>
<p>他にも初任者研修スクールの選び方について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。</p>
<p><a href="https://www.i.sikatoru.com/magazine/shoninsha/where-to-take">介護職員初任者研修はどこがいい？おすすめスクールの選び方</a></p>
<h4>シカトルではどんな講座を扱っているの?</h4>
<p>スクールを選ぶ際の注意点をお伝えしましたが、一つひとつスクールの情報を確認したり、HPや電話で直接問い合わせたりするのは大変ですよね。<br>
資料請求サイト『シカトル』では、「<strong>無料・割引講座のあるスクール</strong>」や「<strong>わからない点はいつでも講師に質問できるスクール</strong>」、「<strong>無料で振替受講が受けられるスクール</strong>」などを取り扱っています。<strong>お住まいの地域のスクール資料を一括で無料請求</strong>できるため、それぞれのスクールの特徴を比較してご自身に合ったスクールを選びましょう!</p>
<h2>介護職員初任者研修の取り方を徹底ガイド!まとめ</h2>
<p><img src="https://sikatoru-production-cms.imgix.net/df3d1c64-7987-43ee-83eb-580b27abc121/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%882023-11-21171714.jpg" alt="車椅子に乗った利用者と女性介護士"><br>
初任者研修の取り方について説明しました。初任者研修は独学で取ることはできず、<strong>スクールに通う必要</strong>があります。スクールで取り扱っている通信講座と通学講座にはそれぞれメリットがあるため、ご自身の希望や生活スタイルに合っている方を選ぶと良いでしょう。実技演習を含む初任者研修の全カリキュラム修了後には修了試験(筆記試験)があります。試験は難しいものではなく、講義を真面目に受けていれば<strong>ほぼ100%合格</strong>できるのでご安心ください。</p>
<p>初任者研修をスムーズに取得するにはスクール選びがとても重要です。講義をやむをえず欠席する場合に振替受講ができるか、修了試験で不合格になっても無料で再追試が受けられるか、就業サポートを行っているかなど、<strong>サポート体制が充実しているスクールを選びましょう</strong>。<br>
初任者研修に興味がある方は、まずはお近くのスクールの資料請求をして自分に合った講座を探しましょう!</p>
<p><a href="https://www.i.sikatoru.com/shoninsha">介護職員初任者研修（ホームヘルパー2級）とは？資格の取得方法やメリット、講座の選び方</a></p>


介護職員初任者研修の取り方を徹底ガイド!

初任者研修は通信講座か通学講座を受講する必要があり、独学では取ることができません。初任者研修の取り方やカリキュラム、修了試験の内容について詳しく紹介します。

【2024年最新】介護職員初任者研修の取り方を徹底ガイド!

<p>介護職員初任者研修(以下、初任者研修)は<strong>介護の入門資格</strong>です。基本的な介護業務が行えるようになるような知識や技術、考え方を身につけられます。よって、「これから介護業界で働きたい」「介護職としてステップアップしたい」と考えている方に、まず取ってほしい資格です。</p><p>それでは、初任者研修の取得方法や、具体的なカリキュラムの内容などはご存知でしょうか?この記事では、初任者研修取得を考えている方がイメージしやすいよう、講座の種類やカリキュラム、修了試験の内容などを一からお伝えします。資格をスムーズに取得するためのスクール選びのコツなどもお伝えするので、初任者研修取得ガイドとしてぜひ活用してください。</p>

<h2>ホームヘルパー2級から介護職員初任者研修に変わって仕事内容や給与、就職に影響はある?</h2>
<p><img src="https://sikatoru-production-cms.imgix.net/9ddec681-d9a5-4f29-820f-68334d242ba2/%E2%91%A0.jpg" alt="車椅子とQ&amp;A"><br>
ホームヘルパー2級が廃止され、介護職員初任者研修になったことで仕事内容や給与、就職に影響が出るのではないかと心配になっている方や、ホームヘルパー2級を取得しているけれど介護職員初任者研修を取り直した方が良いのではないかと考える方もいるかもしれません。では実際にホームヘルパー2級が廃止され、介護職員初任者研修になったことでどのような影響があるのでしょうか。</p>
<h3>仕事内容に違いはない</h3>
<p>ホームヘルパー2級と介護職員初任者研修、どちらの有資格者も仕事内容に違いはありません。ホームヘルパー2級と介護職員初任者研修は同等の資格と見なされるため、同じ内容の介護サービスを提供することができます。</p>
<h3>給与に差はない</h3>
<p>ホームヘルパー2級と介護職員初任者研修で仕事内容に違いがないため、給与で差が出るということもありません。現在ホームヘルパー2級を取得しており更に給与アップを狙うのであれば、上位資格である介護福祉士実務者研修を取得すると良いでしょう。ただし、資格手当の有無や金額などは事業所によって異なるため、勤務先の事業所に確認するようにしましょう。</p>
<h3>就職、転職に影響はない</h3>
<p>ホームヘルパー2級には介護職員初任者研修と同等の資格効力があります。そのため、就職や転職時にホームヘルパー2級と介護職員初任者研修で差が出るということはありません。ただし、同等とはいえ違う資格のため、ホームヘルパー2級取得者が履歴書に「介護職員初任者研修修了」と記載することはできません。<br>
以上のようにホームヘルパー2級が廃止され、介護職員初任者研修に変わったことで仕事内容、給与、就職や転職などに大きな影響はなく、新たに介護職員初任者研修を取得する必要はないと言えます。</p>
<h2>ホームヘルパー2級から介護職員初任者研修に変わった理由は?</h2>
<p>2013年4月1日の介護保険法施行規則改正により、ホームヘルパー2級が廃止され、介護職員初任者研修に変更となったのはなぜでしょうか。</p>
<h3>介護資格のステップアップの道筋を明確にするため</h3>
<p>超高齢社会の到来により介護業界の求人ニーズが高まる中、介護職員一人ひとりが利用者に安全で質の高い介護サービスを提供できるようになることが求められています。そこで、「介護職において優秀な人材をより多く育成する」ことを目的として、2013年4月1日の介護保険法施行規則改正で介護資格制度を見直し、介護資格のステップアップモデルが確立されました。資格制度改正以前は介護資格におけるステップアップの道筋が複雑でしたが、介護資格のステップアップモデルが確立されたことでどのような資格を取得し、どのような順番でステップアップをしていくのが良いかが明確になりました。</p>
<h3>介護資格のステップアップモデルとは?</h3>
<p>それでは、現在の介護資格のステップアップモデルはどのようになっているのでしょうか。<br>
<img src="https://sikatoru-production-cms.imgix.net/323e052d-0f24-4aec-abc3-3cc6417dc41d/shikaku-ladder.png" alt="介護資格のキャリアアップ図"><br>
資格のステップアップモデルは、基本的に介護職員初任者研修、介護福祉士実務者研修、介護福祉士、認定介護福祉士もしくはケアマネジャーという順に明確化されています。ホームヘルパー2級と介護職員初任者研修は同等の資格と見なされるため、ホームヘルパー2級取得者がステップアップするのであれば、上位資格の介護福祉士実務者研修講座を受講すると良いでしょう。</p>
<h2>ホームヘルパー2級から介護職員初任者研修になって何が変わったの?</h2>
<p>ホームヘルパー2級と介護職員初任者研修は同等の資格ですが、資格の取得過程で変更になった点がいくつかあります。</p>
<h3>カリキュラム内容の追加</h3>
<p>近年の認知症患者数の増加傾向を踏まえ、介護職員初任者研修ではホームヘルパー2級の内容にはなかった「認知症の理解」が受講科目として加わりました。</p>
<h3>施設実習の廃止</h3>
<p>ホームヘルパー2級では30時間の施設実習がありましたが、介護職員初任者研修では廃止されました。その分、介護職員初任者研修では通学(スクーリング)の時間が増えました。</p>
<h3>筆記試験の実施</h3>
<p>ホームヘルパー2級ではすべてのカリキュラムを修了すれば資格取得となりましたが、介護職員初任者研修ではカリキュラム修了後に筆記試験が導入され、合格すれば資格取得となります。筆記試験の難易度ですが、すべての講義を真面目に受けていればほぼ100%の確率で合格できると言われています。</p>
<h2>介護職員初任者研修とホームヘルパー2級（訪問介護員養成研修2級課程）の違いは?まとめ</h2>
<p><img src="https://sikatoru-production-cms.imgix.net/ad0f28c7-8423-4d33-974f-01cd8eb2ce5c/%E2%91%A1.jpg" alt="笑顔の男女介護士と利用者"><br>
介護職員初任者研修とホームヘルパー2級の違いについて説明しました。<br>
ホームヘルパー2級は介護職員初任者研修と同等の資格と見なされるため、基本的に仕事内容や給与、就職に差はありません。そのため、ホームヘルパー2級を既に取得している方が介護職員初任者研修を取得する必要はないと言えます。更にキャリアアップしたいのであれば、上位資格の介護福祉士実務者研修を受講すると良いでしょう。<br>
しかし、ホームヘルパー2級と介護職員初任者研修は、同等の資格といえど異なる資格のため、ホームヘルパー2級取得者が履歴書などに「介護職員初任者研修修了」と書くことはできないので注意が必要です。ホームヘルパー2級と介護職員初任者研修は学ぶ内容に少し差異があるため、気になる方は介護職員初任者研修の取得を考えても良いかもしれません。<br>
介護職員初任者研修や上位資格の介護福祉士実務者研修に興味がある方は、まずはお近くのスクールの資料請求をして自分に合った講座を探しましょう!</p>
<p><a href="https://www.i.sikatoru.com/shoninsha">介護職員初任者研修（ホームヘルパー2級）とは？資格の取得方法やメリット、講座の選び方</a></p>


介護職員初任者研修とホームヘルパー2級の違いは?

ホームヘルパー2級と介護職員初任者研修の違いはカリキュラム内容や筆記試験の有無などがあります。ここでは、ホームヘルパー2級から介護職員初任者研修に移行して変わったこと、変わらないことについて解説します。

<p>介護職員初任者研修（旧ホームヘルパー2級）は<strong>介護を学ぶ全ての人の入門となる資格</strong>です。受講することで、介護者が最低限必要な知識や技術、考え方を身につけ、基本的な介護業務が行えるようになります。</p><p>介護職員初任者研修は2013年4月から始まり、それまで「ホームヘルパー2級(訪問介護員養成研修2級課程)」の名称で知られていた資格をより実践的にした内容となっています。キャリアアップを目指している方や、これから介護の仕事に携わる未経験の方がまず最初に取得することが望ましいとされています。&nbsp;</p><p>ホームヘルパー2級が廃止され、新たに介護職員初任者研修になったことでどのような影響があるのでしょうか。ここではホームヘルパー2級が廃止され、介護職員初任者研修になった理由や、ホームヘルパー2級と介護職員初任者研修の違いについて詳しく解説していきます。</p><p><br></p>

<h2>介護福祉士実務者研修の費用相場は？</h2>
<p>実務者研修の受講費用の相場は<strong>2万円〜15万円</strong>ほどです。これほど金額に幅があるのは、<strong>受講者の保有資格によって受講費用が変わる</strong>からです。<br>
例えば、初任者研修を保有している方の受講費用は9万円〜12万円ほどですが、介護職員基礎研修を保有している方の受講費用は2万円〜3万円ほどです。しかし、スクールごとに実施している期間限定キャンペーンや自治体で行っている資格取得支援などを利用することでより<strong>安く受講できる</strong>場合があります。ご自身の保有資格やスクールによって受講費用は異なるため、事前にスクールに確認しておきましょう。</p>
<h2>介護福祉士実務者研修の保有資格ごとの受講費用の目安は？</h2>
<p>実務者研修の保有資格ごとの受講費用の目安を以下の一覧表にまとめたので、参考にしてください。</p>
<table class="table table-bordered">
  <thead>
    <tr>
      <th>保有資格</th>
      <th>受講料金の目安</th>
    </tr>
  </thead>
  <tbody>
<tr>
      <th>なし（無資格）</th>
      <td>12～15万円</td>
    </tr>
    <tr>
      <th>初任者研修</th>
      <td>9～12万円</td>
    </tr>
    <tr>
      <th>ヘルパー1級</th>
      <td>4～6万円</td>
    </tr>
 <tr>
      <th>ヘルパー2級</th>
      <td>9～12万円</td>
    </tr> 
<tr>
      <th>ヘルパー3級</th>
      <td>10～13万円</td>
    </tr>
 <tr>
      <th>介護職員基礎研修</th>
      <td>2～3万円</td>
    </tr>
  </tbody>
</table>
<p>保有資格によっては費用だけでなく<strong>一部の科目も免除</strong>されます。<br>
実務者研修の保有資格ごとの免除科目や費用について詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。<br>
<a href="https://www.i.sikatoru.com/magazine/jitsumusha/exemption">実務者研修で免除される科目や費用は？</a></p>
<p>初任者研修について詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。<br>
<a href="https://www.i.sikatoru.com/shoninsha">【2024年最新】介護職員初任者研修（ホームヘルパー2級）とは？資格の取得方法やメリット、講座の選び方</a></p>
<h2>介護福祉士実務者研修の受講費用がスクールごとに異なる理由は？</h2>
<p>実務者研修の受講費用は保有資格以外にもスクールごとに異なります。しかし、スクールによって実務者研修の<strong>学習内容が変わることはありません</strong>。それでは、なぜスクールごとに実務者研修の受講費用が異なるのでしょうか。</p>
<h3>教材や通信・通学講座の違い</h3>
<p>実務者研修の学習内容は共通ですが、<strong>使用する教材は異なる</strong>ためスクールによって費用に差が出ることがあります。また、受講費用の記載方法は「教材費込み」か「教材費が含まれていないか」などスクールによって異なるため、あらかじめ受講料の内訳を確認しておくと良いでしょう。<br>
また、実務者研修は通信講座と通学講座の2種類の講座があります。通信講座を選んでも7～8日程度は通学が必要ですが、講師の人件費や教室の設備費が抑えられる<strong>通信講座の方が通学講座よりも受講費用が安い傾向</strong>にあるようです。</p>
<h3>スクールの立地の違い</h3>
<p>スクールの立地が<strong>都市部や駅近にある場合は受講費用が高め</strong>に設定されていることがあります。なぜなら、都市部はスクールの維持費が高く、特に駅近などの人気物件は賃料が高い傾向にあるためです。また、給与相場が高い都市部は地方に比べて講師の人件費などもかかることがあります。<br>
しかし、受講料が安いからと言って、自宅や職場から遠いスクールに決めると後悔する可能性があります。実務者研修は<strong>7～8日程度の通学が必要</strong>になるため、受講料だけでなく通いやすい立地のスクールなのかも選択の基準に取り入れましょう。</p>
<h3>サポート制度の違い</h3>
<p>スクールごとに行っている受講生へのサポート内容によって受講費用に差が出る場合があります。<strong>無料で振替受講ができる</strong>、<strong>分からない点は何度でも講師に質問できる</strong>、<strong>介護現場での実習体験や見学ができる</strong>など、サポート制度が充実しているスクールの方が受講費用が高いことがあります。しかし、受講費用を抑えたいからと言って受講料の安さだけでスクールを選ばないようにしましょう。急な仕事の予定や体調不良など、受講中にどのようなトラブルが発生するか分からないため、ご自身に合ったサポートを行っているスクールを選んでください。</p>
<h3>割引キャンペーンや就業割引などの割引制度の違い</h3>
<p>スクールによっては期間限定の割引キャンペーンやスクール独自の割引制度を実施して通常よりも安い受講料になっている場合があります。主な割引制度は、友人と一緒に受講することで安くなる「<strong>ペア割</strong>」やスクールの卒業生に紹介されて入校すると割引される「<strong>紹介割</strong>」、初任者研修などの他資格も一緒に申し込むことで安くなる「<strong>セット割引</strong>」などです。<br>
また、スクールによっては就業サポートを利用することで受講料が実質無料になる「<strong>就業割引</strong>」もあります。このような割引制度がある場合は、通常の受講料よりも安く実務者研修が受講できる可能性が高いです。</p>
<h2>介護福祉士実務者研修のスクールを選ぶポイントは?</h2>
<p>スクールによって受講費用が異なる理由をお話しましたが、実務者研修スクールを選ぶ際に押さえておいた方が良いポイントをお伝えします。</p>
<h3>受講費用が納得できるか</h3>
<p>正規の受講料の比較だけではなく、<strong>ハローワークなどの各種給付金</strong>や<strong>就業割引</strong>が利用できるかや、時期によって各スクールが行っている<strong>割引キャンペーン</strong>の有無なども含めて総合的に判断することが重要です。また、前述したとおり、実務者研修の受講料金は保有資格によって安くなるため、<strong>先に初任者研修を取得して実務者研修の費用を抑える</strong>などの工夫をしても良いでしょう。</p>
<h3>サポートが充実しているか</h3>
<p>受講費用だけでなく、受講生へのサポートが充実しているかも視野に入れましょう。主なサポート内容としては「<strong>無料で振替受講ができる</strong>」「<strong>介護現場での実習体験や見学ができる</strong>」「<strong>何度でも講師に質問できる</strong>」などです。どのようなサポートが必要かは人によって異なるため、サポート内容は事前にスクールに確認しておきましょう。</p>
<h3>通いやすい距離にあるか</h3>
<p>実務者研修は7日～8日ほどは通学での受講が必須のため、スクール選びの際には<strong>家や職場から近いスクール</strong>であることが重要です。自宅や仕事場から一定期間、無理なく通い続けられるかどうかも選択の基準に取り入れましょう。</p>
<h3>スケジュールに合ったコースがあるか</h3>
<p>働きながら通う場合はどの曜日に通学するかなど、<strong>自分に合うコースを選ぶ</strong>ことが無理なく受講するコツです。スクールによって開講コースや取得期間は異なるため、ご自身のスケジュールと相談しながら通いやすいコースを選びましょう。</p>
<h3>就業サポートをしているか</h3>
<p>資格取得後にすぐに働きたい方や就職活動をする時間がとれない方は、通いたいスクールが就業サポートを行っているかを確認しましょう。研修修了後に<strong>就職先の提案</strong>をしてもらえるスクールや、関連の<strong>介護事業所に勤務する</strong>ことが可能なスクールもあります。</p>
<p>以上の点において、ご自身の希望に当てはまるスクールを比較検討し、自分にぴったりなスクールを選びましょう。</p>
<h2>介護福祉士実務者研修の費用を抑える5つの方法</h2>
<p>スクールごとに行っているキャンペーンや割引制度以外にも、実務者研修を安く取る方法があります。実務者研修の費用を抑える方法は以下の通りです。</p>
<p><strong>・スクールの就業割引を利用する<br>
・ハローワークの職業訓練校で取得する<br>
・教育訓練給付制度を利用する<br>
・自治体の助成金や補助金、給付金を活用する<br>
・事業所の資格取得支援制度を利用する</strong></p>
<p>一つずつご紹介します。</p>
<h3>スクールの就業割引を利用する</h3>
<p>スクールの就業割引とは、自社が運営する介護事業所、または自社が紹介する介護事業所に勤務することを条件に、実務者研修を無料で受けられる制度です。<strong>研修と就業サポートをお得に受けることができる</strong>ため、資格取得後すぐに働きたい方や希望の就職先を探している方におすすめです。<br>
スクールの就業割引は<strong>ご自身の通いやすい校舎やコースで受講</strong>でき、<strong>希望条件に合った職場が見つかる可能性が高い</strong>ですが、そもそも就業割引を行っていないスクールがあったり、就職が決まらなかったら適用されなかったりするため、注意が必要です。<br>
スクールの就業割引の内容やメリット、デメリットについて詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。</p>
<p><a href="https://www.i.sikatoru.com/magazine/jitsumusha/j-free">実務者研修を無料で取る方法は？</a></p>
<h3>ハローワークの職業訓練校で取得する</h3>
<p>ハローワークの職業訓練（求職者支援訓練、公共職業訓練）とは、<strong>求職中の方を対象に就職に役立つ知識やスキルを無料で習得できる制度</strong>です。無料で実務者研修が取れる上、条件に当てはまれば給付金などがもらえる可能性もあります。<br>
しかし、ハローワークの職業訓練は選考倍率が高いため、希望者全員が受講できるわけではありません。また、受講料は無料でもテキスト代は自己負担になるため注意が必要です。<br>
それぞれの訓練の対象者や支援内容、ハローワークで実務者研修を取るメリット・デメリットについて詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。</p>
<p><a href="https://www.i.sikatoru.com/magazine/jitsumusha/j-hellowork">実務者研修をハローワークで取るメリット、デメリットは？</a></p>
<h3>教育訓練給付制度を利用する</h3>
<p>教育訓練給付制度とは、一定の条件を満たし、<strong>厚生労働大臣の指定する教育講座を修了した場合に受講料の一部が給付される制度</strong>です。<br>
実務者研修は以下の2つの教育訓練にて受講することができます。</p>
<div class="panel">
・専門実践教育訓練（受講費用の最大70%給付、上限56万円）<br>
・一般教育訓練（受講費用の20%給付、上限10万円）
</p>
</div>
<p>教育訓練給付制度は利用条件が厳しく、提出書類なども多いです。しかし、ご自身が条件に当てはまれば安く実務者研修が取れるため、気になる方はハローワークに問い合わせてみましょう。</p>
<p>※参考：<a href="https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/jinzaikaihatsu/kyouiku.html">厚生労働省「教育訓練給付制度」</a></p>
<h3>自治体の助成金や補助金、給付金を活用する</h3>
<p>介護人材の確保と定着を図ることを目的に、各自治体で<strong>介護の資格取得支援を実施している</strong>場合があります。自治体の助成金や補助金、給付金の一部をご紹介します。</p>
<h4>介護職員資格取得支援事業</h4>
<p>実務者研修の受講料の一部、もしくは全額を自治体が補助する事業。各都道府県や市区町村で実施していることが多い。</p>
<h4>介護福祉士実務者研修受講資金貸付制度</h4>
<p>条件を満たせば、借りた実務者研修の受講費用の返済が免除になる制度。各都道府県の社会福祉協議会などが実施していることが多い。</p>
<p>都道府県や市区町村によって対象や補助金額は異なるため、ご自身がお住まいの自治体に事前に確認しましょう。<br>
実務者研修の助成金や補助金、給付金について詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。</p>
<p><a href="https://www.i.sikatoru.com/magazine/jitsumusha/j-free">実務者研修を無料で取る方法は？</a></p>
<h3>事業所の資格取得支援制度を利用する</h3>
<p>介護事業所に就職した後、事業所の「資格取得支援制度」を利用して実務者研修を安く取る方法もあります。資格取得支援制度とは、<strong>介護事業所・企業が自社職員に対して資格取得のサポートを行う制度</strong>のことです。<br>
事業所によりますが、主な資格取得支援制度の内容は以下です。</p>
<p><strong>①資格取得にかかる費用を事業所が負担してくれる（全額or一部負担）<br>
②研修受講日も出勤扱いになる</strong></p>
<p>資格取得支援制度の内容は事業所によって異なるため、どのような支援があるかはご自身で事前に確認しましょう。<br>
しかし、資格取得支援制度を実施していない事業所も多い上、資格を取る前は任せられる仕事が少ないというデメリットもあります。</p>
<h2>シカトルでお住まい近くの実務者研修講座の費用を比較しよう！</h2>
<p>実務者研修の費用を抑えたいと思っても、ご自身で一つひとつスクールの情報を確認したり、HPや電話で直接問い合わせるのは大変ですよね。<br>
資料請求サイト『<strong>シカトル</strong>』なら、<strong>お住まい近くのスクール資料を一括で無料請求</strong>できるため、受講費用が簡単に比較できます。<br>
また、シカトルはこんな特徴のあるスクールを取り扱っています。※</p>
<p><strong>・期間限定のキャンペーンや割引制度を実施しているスクール<br>
・「就業割引」があるスクール<br>
・教育訓練給付制度指定講座のあるスクール</strong></p>
<p><strong>気になる方は簡単1分で今すぐ資料請求！</strong><br>
※時期やお住まいの地域によっては実施していない場合があります。予めご了承ください。</p>
<h2>介護福祉士実務者研修の費用はいくら？安く取る方法もご紹介！まとめ</h2>
<p><img src="https://sikatoru-production-cms.imgix.net/82132ce6-2276-4929-a904-59cd6d4448e4/%E6%89%8B%E3%81%AB%E3%83%90%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%92%E6%8C%81%E3%81%A3%E3%81%9F%E7%AC%91%E9%A1%94%E3%81%AE%E5%A5%B3%E6%80%A7%E4%BB%8B%E8%AD%B7%E5%A3%AB.jpg" alt="手にバインダーを持った笑顔の女性介護士.jpg"><br>
実務者研修の費用相場や保有資格ごとの受講費用、実務者研修の費用を抑える方法などを紹介しました。実務者研修の受講費用は2万円～15万円と幅がありますが、<strong>保有資格によって費用や一部の科目が免除</strong>されます。また、スクールで実施している割引キャンペーンや割引制度、就業割引などを利用することで安く実務者研修が受講できます。他にもハローワークや自治体、事業所の資格取得支援制度など、実務者研修の費用を抑える方法は多くあるので積極的に活用しましょう。<br>
資料請求サイト『<strong>シカトル</strong>』ならこれまでに紹介した「<strong>就業割引</strong>」や「<strong>教育訓練給付金制度</strong>」指定講座があるスクールを多く掲載しているため、どの制度が自分に合っているか比較できます。<strong>お住まいの地域のスクール資料を一括で無料請求</strong>して、お得に実務者研修を受講しましょう！</p>
<p><a href="https://www.i.sikatoru.com/jitsumusha">【2024年最新】介護福祉士実務者研修とは？資格の取得方法やメリット、講座の選び方</a></p>


介護福祉士実務者研修の費用相場は2万円～15万円ほどですが、保有資格によっては費用を抑えることができます。ここでは保有資格ごとの実務者研修の受講費用や実務者研修を安く取る方法をご紹介します。

【2024年最新】介護福祉士実務者研修の費用はいくら？安く取る方法もご紹介！

<p>介護福祉士実務者研修（以下、実務者研修）は、介護福祉士国家試験を受けるには取得必須の資格で、受講することで幅広い介護知識や技術が習得できます。これから実務者研修を取ろうと考えている方が気になっているのは受講費用ではないでしょうか。実務者研修は高くても<strong>15万円ほど</strong>で受講できますが、<strong>他の介護資格を持っていると費用を抑えることができます</strong>。</p><p>この記事では、実務者研修の費用相場や保有資格ごとの受講費用、実務者研修の費用を抑える方法などをご紹介します。スクール選びのポイントもお伝えするので、ぜひ最後まで読んでいってください。</p><p><br></p>

<h2>介護職員基礎研修とは？</h2>
<p>介護職員基礎研修は、介護の仕事に従事する人材を確保するとともに、介護職員の専門性を高め、介護サービスの質の確保・向上を図るための研修として、2006年度に創設されました。介護職員基礎研修を修了した人は、介護老人福祉施設等の<strong>介護職員</strong>や訪問介護事業所の<strong>ホームヘルパー</strong>や<strong>サービス提供責任者</strong>として活躍しています。</p>
<h2>介護職員基礎研修の内容</h2>
<p>介護職員基礎研修は<strong>講義・演習が360時間</strong>、<strong>実習が140時間</strong>、<strong>合計500時間の受講時間</strong>となっていました。具体的なカリキュラムと受講時間は以下をご覧ください。</p>
<p><strong>基礎理解とその展開　360時間</strong><br>
（1）生活支援の理念と介護における尊厳の理解　30時間<br>
（2）老人、障害者等が活用する制度及びサービスの理解　30時間<br>
（3）老人、障害者等の疾病、障害等に関する理解　30時間<br>
（4）認知症の理解　30時間<br>
（5）介護におけるコミュニケーションと介護技術　90時間<br>
（6）生活支援と家事援助技術　30時間<br>
（7）医療及び介護を提供する者との連携　30時間<br>
（8）介護における社会福祉援助技術　30時間<br>
（9）生活支援のためのアセスメントと計画　30時間<br>
（10）介護職員の倫理と職務　30時間</p>
<p><strong>実習　140時間</strong><br>
（1）事前演習</p>
<p>（2）実習</p>
<ul>
<li>施設・居住型実習</li>
<li>通所・小規模多機能型実習</li>
<li>訪問介護実習</li>
<li>地域の社会資源実習</li>
</ul>
<p>（3）事後演習</p>
<p>※1 各都道府県要綱によって、受講時間数が増減される場合があります。<br>
※2 訪問介護員以外の資格でも免除される場合があります。<br>
※3 実務経験の換算方式は介護の業務に従事した期間が通算365日以上でありかつ現に就労した日数が180日以上である場合に、1年以上の実務経験があるとみなされます。詳しくは最寄りの支部へお問い合わせ下さい。<br>
※4 実務経験1年以上の者が、介護福祉士試験を受験するために「介護技術講習会」を修了した場合は、「介護におけるコミュニケーションと介護技術」の受講を免除されます。</p>
<p>参考：<a href="https://www.mhlw.go.jp/shingi/2008/02/dl/s0227-8aq.pdf">厚生労働省老健局「介護職員基礎研修について」</a></p>
<p>このように長時間の受講が必要になっていますが、訪問介護員養成研修過程（ホームヘルパー1級・2級）修了者や1年以上の実務経験者は、一部の科目や実習の受講が免除されるので、多くの人が受講していました。</p>
<h2>介護職員基礎研修は現在有効なのか？</h2>
<p>介護職員基礎研修は、2012年度に廃止されていますが、現在でも介護職として働く上では有効です。<strong>訪問介護事業所のホームヘルパー及びサービス提供責任者の任用要件を満たす</strong>ことができます。</p>
<h2>介護職員基礎研修と実務者研修の違い</h2>
<p>介護職員基礎研修が廃止され、2013年度から新たに「実務者研修」の資格制度が施行されています。それでは、介護職員基礎研修と実務者研修は何が違うのでしょうか？<br>
介護職員基礎研修と実務者研修の違いとして、「<strong>介護福祉士の受験資格になるかどうか</strong>」と「<strong>カリキュラム</strong>」が挙げられます。</p>
<h3>【介護福祉士の受験資格になるかどうか】</h3>
<p>現在、国家資格である介護福祉士を実務経験から受験するためには、「<strong>実務経験3年以上＋実務者研修修了</strong>」を満たす必要があります。<br>
介護職員基礎研修を修了している人は科目免除を利用して実務者研修を修了しなければ、介護福祉士を受験することができなくなっています。</p>
<p><a href="https://www.i.sikatoru.com/kaifuku">介護福祉士とは？受験資格や試験、取り方をご紹介</a></p>
<h3>【カリキュラム】</h3>
<p>カリキュラムにも違いがあります。これは、資格制度変更の背景として、介護福祉士が介護の専門職として必要になる知識・技術を習得するためのカリキュラムとして見直しがされています。<br>
特に、介護職員基礎研修にあった実習がなくなり、実務者研修では新たに「<strong>医療的ケア</strong>」の学習内容が追加された点に違いがあります。<br>
また、カリキュラムが変わったことで、受講時間や受講期間にも違いがあります。介護職員基礎研修は受講時間500時間、受講期間約1年ですが、実務者研修は<strong>受講時間450時間</strong>、<strong>受講期間約6ヵ月</strong>となっています。</p>
<h2>これから介護福祉士を目指すには？</h2>
<p>先ほども説明していますが、介護職基礎研修を修了している人が国家資格である介護福祉士を目指すには、「<strong>実務経験3年以上</strong>」を満たした上で、「<strong>実務者研修の修了</strong>」を満たさなくてはいけません。<br>
ここで、実務者研修と喀痰吸引等研修を比較すると、実務者研修の方が全国各地の資格のスクールで実施されているため受講しやすい環境だと言えるでしょう。<br>
実務者研修でも、他の介護の資格を取得していることで<strong>一部の科目が受講免除</strong>となります。その中でも特に介護職員基礎研修を修了している人は、「医療的ケア」と「医療的ケアの演習」を受講することで、実務者研修を修了できます。受講時間が短いことで、受講費用の負担も少なくなりますので、ぜひ実務者研修を受講しましょう。<br>
実務者研修の医療的ケアの演習では、通学してシミュレーターを使用した演習を行います。そのため、受講するスクールは通学できる場所にあるスクールを選ぶ必要があります。弊社の運営する介護の資格スクールの資料を一括請求できる『シカトル』では、<strong>簡単にお近くのスクールの資料をまとめて請求</strong>できるので便利です。ぜひご利用ください。</p>
<h2>まとめ</h2>
<p>介護職員基礎研修は資格制度としては廃止されていますが、介護職として働く上では有効な資格です。しかし、介護業界でのキャリアアップを考えている人には「介護福祉士の受験資格にならない」ということに注意していただき、余裕を持って受験資格を満たすための研修を受講していただきたいと思います。<br>
この記事でご紹介した内容が、皆さんの介護職としてのキャリアアップの一助になれば幸いです。<br>
最後までお読みいただきありがとうございました。</p>
<p><a href="https://www.i.sikatoru.com/jitsumusha">介護福祉士実務者研修とは？資格の取得方法やメリット、講座の選び方</a></p>


介護職員基礎研修と実務者研修の違いは介護福祉士の受験資格になるかとカリキュラム内容です。介護職員基礎研修は廃止されているため、介護福祉士を目指す方は実務者研修を受講しましょう。介護職員基礎研修と実務者研修の違いについて詳しく解説します。

介護職員基礎研修と実務者研修との違いについて

<p>介護職として働く人の中には、介護職員基礎研修を修了している人も多いでしょう。この介護職員基礎研修は2012年度で廃止され、2013年度からは<strong>実務者研修</strong>という資格制度になっています。</p><p>「介護職員基礎研修は今でも使えるの？」「これからキャリアアップを目指す時にどうすれば良いの？」と疑問をお持ちの人もいるでしょう。</p><p>この記事では、介護職員基礎研修の取扱いについて詳しくご紹介しますので、介護職員基礎研修を修了している人は、ぜひご一読ください。</p>

<h2>実務者研修修了者の就職先</h2>
<p>実務者研修を修了した方の就職先として、以下のような介護事業所が挙げられます。</p>
<ul>
<li>特別養護老人ホーム</li>
<li>介護老人保健施設</li>
<li>介護医療院</li>
<li>デイサービス</li>
<li>デイケア</li>
<li>訪問介護</li>
<li>訪問入浴介護</li>
<li>グループホーム</li>
<li>小規模多機能型居宅介護</li>
</ul>
<p>介護業界では、無資格や未経験の方でも介護職員として雇用されています。ですから、無資格・未経験の方、介護職員初任者研修修了者、介護福祉士と同じく、介護サービスを提供する介護事業所が就職先となっています。しかし、現場では即戦力として<strong>経験者・有資格者を募集</strong>している事業所も多くあります。求人情報には「介護職員初任者研修以上」「実務者研修修了者優遇」「介護福祉士優遇」などの条件がある求人情報があります。<br>
そのため実務者研修を修了した方は、無資格者、介護職員初任者研修修了者よりも<strong>好待遇で就職することができる</strong>でしょう。</p>
<h2>実務者研修修了者の職種</h2>
<p>実務者研修を修了した方は、様々な介護事業所で活躍しています。働く職種としては「<strong>介護職員</strong>」となります。<br>
介護現場においては、介護職のリーダー的な役割を担うのは介護福祉士になりますが、介護福祉士に準じる形で、<strong>実務者研修修了者がリーダー的な業務のサポート、次の介護福祉士有資格者としての役割</strong>を担うことが多いようです。これは、実務者研修を修了することで「介護の仕事に対する意識の高さ」、「介護福祉士へのキャリアアップを目指していること」として就職先からの評価を受けているということになります。介護人材の確保と定着を図りたい介護事業所にとっては、仕事に対する意識が高い人材は、魅力的な人材とされています。<br>
また、介護職員以外の職種として、訪問介護の「<strong>サービス提供責任者</strong>」の任用要件を満たしますので、サービス提供責任者として活躍している方もいます。<br>
サービス提供責任者の業務は、ケアマネジャーが立てたケアプランをもとに実際の訪問に関する訪問介護計画書の作成、ホームヘルパーの教育など、訪問介護事業所の中心的役割を担うやりがいのある仕事です。</p>
<h2>実務者研修修了者の雇用形態（正社員、パート・アルバイト）</h2>
<p>先ほども説明した通り介護業界では、無資格・未経験の方の求人情報も多くあります。しかし、「介護職員初任者研修以上」などの応募条件や、「<strong>正社員雇用は有資格者に限る</strong>」などの条件の求人情報もあります。このような状況の中でも「実務者研修修了」は有資格者として、正社員、パートなど皆さんの希望する雇用形態の求人情報が多くあります。</p>
<p>そして、雇用形態と合わせて給与についても気になるのではないでしょうか？<br>
キャリアアップに合わせて給与に差を設けている介護事業所が多いようです。その一つが「<strong>資格手当</strong>」です。介護の資格を取得することで、資格手当が支給され、給与がアップします。資格の種類は就職先に寄って異なりますが、介護職員初任者研修、実務者研修、介護福祉士、介護支援専門員の資格に資格手当を支給していることが多いようです。<br>
このように、雇用形態の面でも、給与の面でも実務者研修を修了することでメリットがあります。</p>
<p>実務者研修修了者の給料について詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。<br>
<a href="https://www.i.sikatoru.com/magazine/jitsumusha/j-salary">実務者研修修了者の給与はどれくらいなの？</a></p>
<h2>まとめ</h2>
<p>実務者研修を修了した方が活躍する就職先についてご紹介しました。様々な職場で活躍できるだけでなく、雇用形態、給与についても皆さんの希望の条件を満たす求人情報が増えるなどのメリットがあるので、まだ実務者研修を受講していない方は、この機会にぜひ受講をご検討ください。<br>
実務者研修は全国各地にある資格のスクール等で開講されていますので、お近くのスクールを探してみましょう。<br>
この記事でご紹介した内容が、皆さんの介護業界でのキャリアアップの一助になれば幸いです。<br>
最後までお読みいただきありがとうございました。</p>
<p><a href="https://www.i.sikatoru.com/jitsumusha">介護福祉士実務者研修とは？資格の取得方法やメリット、講座の選び方</a></p>


実務者研修修了者の就職先は特養、訪問介護、デイサービスなど多岐に渡ります。実務者研修を修了することは就職先が多いだけでなく、雇用形態や給料などでもメリットがあります。ここでは実務者研修修了者の就職先について紹介します。

実務者研修の修了者の就職先とは？

<p>実務者研修は、より質の高い介護サービスを提供するために実践的な知識や技術を習得する研修です。介護職員としてキャリアアップを考えて実務者研修の受講を検討している方が多くいらっしゃいます。それでは実務者研修を修了した方は、どのような介護事業所に就職しているのでしょうか？</p><p>この記事では、実務者研修を修了した方の就職先について詳しくご紹介しますので、これから実務者研修を受講する方は、ぜひチェックしてください。</p>

<h2>実務者研修は土日の勉強のみで修了できるのか？</h2>
<p>ここでは土日休みを例に、休日だけの勉強で実務者研修が修了できるのかを説明します。<br>
結論から言うと<strong>土日だけの学習でも実務者研修を修了できます！</strong>。<br>
実務者研修には、「通信コース（通信＋通学）」があり、自宅学習を進めながら、一部の科目を通学して受講することで修了できます。そのため、土日だけでも計画的に自宅学習を進めて、<strong>土日のどちらかで通学するスケジュールの講座を受講</strong>すれば修了できるでしょう。<br>
実務者研修では、450時間以上の受講時間を約6ヵ月の期間で受講します。そして、スクーリングの科目として「介護過程Ⅲ」と「医療的ケアの演習」があり、合計7～8回の通学をします。</p>
<h2>働きながら実務者研修を受講する時の注意点</h2>
<p>先ほどお伝えした通り、土日だけの勉強でも実務者研修を修了することはできます。しかし、学習をすすめる上で注意すべき点があるのでご紹介します。</p>
<h3>【体調管理】</h3>
<p>平日は仕事で、土日の休日に学習に取り組むことで、疲労が蓄積することがあります。<strong>約6ヵ月</strong>という長期間の受講期間になるので、体調管理には気を付けましょう。</p>
<h3>【スケジュール管理】</h3>
<p>通信コースでは、学習を進める中で<strong>問題やレポートを提出</strong>することがあります。また、スクーリングが始まると、スクーリングの日と自宅学習をする日を合わせて管理しなくてはいけません。<br>
課題を後回しにしてしまうと、後で無理があるスケジュールで学習を進めることになり、体調を崩すことやモチベーションの低下に繋がってしまいます。実務者研修を受講する上でスケジュール管理は重要なポイントなので注意しましょう。</p>
<h3>【休日出勤】</h3>
<p>働いている中で、休日の予定に出勤しなくてはいけないことはあるかと思います。スクーリングの日程と重なってしまった場合は、別の日に受講しなくてはいけません。これは振替授業と呼ばれていますが、この<strong>振替授業の有無、頻度、料金についても確認しておく</strong>と良いでしょう。</p>
<h3>【給与】</h3>
<p>一般的に実務者研修修了者は、無資格者や介護職員初任者研修修了者と比較すると<strong>給与が高い</strong>傾向にあります。しかし、これはお勤めの職場によって違いがあるので、確定しているわけではありません。給与アップを見越して実務者研修を受講したが、給与アップがなかったということにならないように、事前に給与について確認しておきましょう。</p>
<h2>土日に授業を開講しているスクールを探そう</h2>
<p>土日に学習を進めたい方のために、土日に授業を開講しているスクールがあります。どのように探すのが良いのでしょうか？<br>
このようなときに便利なのが、弊社が運営する介護の資格一括資料請求サイト『<strong>シカトル</strong>』です。シカトルでは、基本情報と受講希望地域を入力すると、該当になる資格のスクールから<strong>資料を一括で取り寄せる</strong>ことができます。ぜひご利用ください。</p>
<h3>【スクールを比較する時のポイント】</h3>
<p>土日に開講している以外にもスクールを選ぶときには比較すべきポイントがありますので、ご紹介します。<br>
まずは、先ほどお伝えしていますが「<strong>振替授業</strong>」についてです。働きながら受講する方にとって振替授業は必要な制度です。振替授業の有無、頻度、料金を比較してスクールを選びましょう。<br>
その他にも、<strong>スクールへのアクセス</strong>、<strong>受講料金</strong>、<strong>キャンペーン</strong>、<strong>介護福祉士の受験対策</strong>など比較するポイントがあります。<br>
複数のポイントで比較して、自分に合ったスクールを選びましょう。</p>
<p>実務者研修のスクールの選び方について詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。<br>
<a href="https://www.i.sikatoru.com/magazine/jitsumusha/j-where-to-take">実務者研修のスクールを比較する時のポイント</a></p>
<h2>まとめ</h2>
<p>土日を例に、休日にしか勉強できない方でも、実務者研修を修了することができることをお伝えしました。そして、休日に勉強を進めるためには、<strong>家族や職場の協力を得る</strong>ことも必要になります。特に介護事業所で働いている方は、職場に実務者研修を受講することを伝えると、スクーリングに合わせてシフトの調整を行ってくれたり、勉強の不明点を教えてくれたり、皆さんの勉強に協力してくれる職場が多いようです。<br>
このように、皆さんが実務者研修を無事に修了して、介護業界でますますご活躍されることをお祈りいたします。<br>
最後までお読みいただきありがとうございました。</p>
<p><a href="https://www.i.sikatoru.com/jitsumusha">介護福祉士実務者研修とは？資格の取得方法やメリット、講座の選び方</a></p>


実務者研修は土日だけの学習でも修了できます。そのためには土日だけで自宅学習を進め、土日のどちらかで通学する講座を選ぶことが重要です。ここでは働きながら土日だけで実務者研修を受講する注意点などについて紹介します。

【2024年最新】実務者研修は土日の勉強だけで修了できるの？

<p>介護職として働いている方には、ステップアップとして実務者研修の受講を検討している方も多いのではないでしょうか。</p><p>しかし、仕事と研修受講を両立することは大変です。仕事が終わると疲れている中、勉強するのは難しい、休日だけで学習を間に合うのかな、と気になっている方も多いでしょう。</p><p>この記事では、働きながら実務者研修を修了している方の学習方法についてご紹介しますので、ぜひご一読ください。</p>

<h2>実務者研修の勉強方法</h2>
<p>実務者研修の勉強方法は大きく分けて、全カリキュラムをスクールに通って受講する「<strong>通学コース</strong>」と、自宅での学習とスクールに通っての受講を組み合わせる「<strong>通信コース</strong>」があります。<br>
実務者研修は全国の資格のスクールで実施されていますが、自分のペースで学習を進めることができるので働きながらでも受講しやすい「通信コース」を実施しているスクールが多くを占めます。また、「通信コース」の中にも、スクールによってテキスト学習、WEB学習、eラーニングなどを実施している場合があります。</p>
<h2>実務者研修の自宅学習の内容と学習期間</h2>
<p>実務者研修の修了までの期間、学習する科目、受講時間についてご紹介します。実務者研修は修了するまでに<strong>約6ヵ月</strong>の期間がかかります。しかし、他の介護の資格等を取得していると実務者研修の一部の科目が受講免除となるため、もっと短い期間で修了することができます。具体的な学習する科目、受講時間、免除科目は以下のようになっています。</p>
<div class="table-responsive">
  <table class="table table-bordered">
    <thead>
      <tr>
        <th>科目名称</th>
        <th>時間</th>
        <th>初任者研修</th>
        <th>ヘルパー1級</th>
        <th>ヘルパー2級</th>
        <th>ヘルパー3級</th>
        <th>介護職員基礎研修</th>
      </tr>
    </thead>
    <tbody>
      <tr>
        <td>人間の尊重と自立</td>
        <td>5</td>
        <td>-</td>
        <td>-</td>
        <td>-</td>
        <td>-</td>
        <td>-</td>
      </tr>
      <tr>
        <td>社会の理解Ⅰ</td>
        <td>5</td>
        <td>-</td>
        <td>-</td>
        <td>-</td>
        <td>-</td>
        <td>-</td>
      </tr>
      <tr>
        <td>社会の理解Ⅱ</td>
        <td>30</td>
        <td>〇</td>
        <td>-</td>
        <td>〇</td>
        <td>〇</td>
        <td>-</td>
      </tr>
      <tr>
        <td>介護の基本Ⅰ</td>
        <td>10</td>
        <td>-</td>
        <td>-</td>
        <td>-</td>
        <td>〇</td>
        <td>-</td>
      </tr>
      <tr>
        <td>介護の基本Ⅱ</td>
        <td>20</td>
        <td>〇</td>
        <td>-</td>
        <td>-</td>
        <td>〇</td>
        <td>-</td>
      </tr>
<tr>
    <td>コミュニケーション技術</td>
    <td>20</td>
    <td>〇</td>
    <td>-</td>
    <td>〇</td>
    <td>〇</td>
    <td>-</td>
  </tr>
  <tr>
    <td>生活支援技術Ⅰ</td>
    <td>20</td>
    <td>-</td>
    <td>-</td>
    <td>-</td>
    <td>-</td>
    <td>-</td>
  </tr>
  <tr>
    <td>生活支援技術Ⅱ</td>
    <td>30</td>
    <td>-</td>
    <td>-</td>
    <td>-</td>
    <td>〇</td>
    <td>-</td>
  </tr>
  <tr>
    <td>介護過程Ⅰ</td>
    <td>20</td>
    <td>-</td>
    <td>-</td>
    <td>-</td>
    <td>〇</td>
    <td>-</td>
  </tr>
  <tr>
    <td>介護過程Ⅱ</td>
    <td>25</td>
    <td>〇</td>
    <td>-</td>
    <td>〇</td>
    <td>〇</td>
    <td>-</td>
  </tr>
  <tr>
    <td>介護過程Ⅲ(スクーリング)</td>
    <td>45</td>
    <td>〇</td>
    <td>〇</td>
    <td>〇</td>
    <td>〇</td>
    <td>-</td>
  </tr>
  <tr>
    <td>発達と老化の理解Ⅰ</td>
    <td>10</td>
    <td>〇</td>
    <td>-</td>
    <td>〇</td>
    <td>〇</td>
    <td>-</td>
  </tr>
  <tr>
    <td>発達と老化の理解Ⅱ</td>
    <td>20</td>
    <td>〇</td>
    <td>-</td>
    <td>〇</td>
    <td>〇</td>
    <td>-</td>
  </tr>
<tr>
    <td>認知症の理解Ⅰ</td>
    <td>10</td>
    <td>-</td>
    <td>-</td>
    <td>〇</td>
    <td>〇</td>
    <td>-</td>
  </tr>
  <tr>
    <td>認知症の理解Ⅱ</td>
    <td>20</td>
    <td>〇</td>
    <td>-</td>
    <td>〇</td>
    <td>〇</td>
    <td>-</td>
  </tr>
  <tr>
    <td>障害の理解Ⅰ</td>
    <td>10</td>
    <td>-</td>
    <td>-</td>
    <td>〇</td>
    <td>〇</td>
    <td>-</td>
  </tr>
  <tr>
    <td>障害の理解Ⅱ</td>
    <td>20</td>
    <td>〇</td>
    <td>-</td>
    <td>〇</td>
    <td>〇</td>
    <td>-</td>
  </tr>
  <tr>
    <td>こころとからだのしくみⅠ</td>
    <td>20</td>
    <td>-</td>
    <td>-</td>
    <td>-</td>
    <td>〇</td>
    <td>-</td>
  </tr>
  <tr>
    <td>こころとからだのしくみⅡ</td>
    <td>60</td>
    <td>〇</td>
    <td>-</td>
    <td>〇</td>
    <td>〇</td>
    <td>-</td>
  </tr>
  <tr>
    <td>医療的ケア(講義・スクーリング)</td>
    <td>50※</td>
    <td>〇</td>
    <td>〇</td>
    <td>〇</td>
    <td>〇</td>
    <td>〇</td>
  </tr>
<tr>
        <td>合計時間</td>
        <td>450</td>
        <td>320</td>
        <td>95</td>
        <td>320</td>
        <td>420</td>
        <td>50</td>
      </tr>
    </tbody>
  </table>
</div>
<p>※医療的ケアは講義50時間とは別に実技演習を修了する必要があります。<br>
引用元：<a href="https://kouseikyoku.mhlw.go.jp/kantoshinetsu/shokan/kankeihourei/documents/jitsumusya_guideline_20180406.pdf">厚生労働省「実務者研修における「他研修等の修了認定」の留意点について」</a></p>
<h3>テキスト学習の流れ</h3>
<p>通信コースは自宅でテキストを使用して学習を進めます。テキストを読んで内容を理解し、定期的に課題を提出します。課題は各段階で科目ごとに期限が定められているので、問題に対する回答やレポートなどを提出し、採点、添削された内容を確認して復習します。</p>
<h3>WEB学習・eラーニングの流れ</h3>
<p>WEB学習・eラーニングでは、テキストを使用して学習を進めますが、課題の提出方法が異なります。課題は、スマホやタブレット、パソコンを使用して、web上で入力して送信します。通勤時間などのスキマ時間を有効活用できること、郵便を出す手間が減ること、解答解説の返信が早いのですぐに復習できることなどがメリットになります。</p>
<h3>修了試験の有無について</h3>
<p>実務者研修には修了試験が義務付けられていませんが、スクールよって修了試験を実施していることがあります。<br>
修了試験の目的は、受講者が研修内容をしっかりと理解しているかどうか確認するために実施されているため、難易度は高くないでしょう。</p>
<p>実務者研修の難易度や試験、合格率について詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。<br>
<a href="https://www.i.sikatoru.com/magazine/jitsumusha/j-difficult">実務者研修の難易度は？試験や合格率はどれくらい？</a></p>
<h2>自宅学習のポイント</h2>
<p>実務者研修の自宅学習を着実に進めるためのポイントをご紹介します。</p>
<h3>【無理のない計画】</h3>
<p>自宅学習を進める上で、<strong>無理のない計画を立てる</strong>ことは重要です。学習の進め方の目安は各スクールから送られてきますが、自分の予定と組み合わせて具体的なスケジュールを立てて、実行する必要があります。その中で「ここの休みの日にまとめてやればいいかな？」「最終日にまとめて提出しよう」など、後回しにするような計画を立てると、実際に学習を進める中で時間がかかってしまったり、体調を崩してしまったり、外せない仕事の予定が入った時などに対応できません。<br>
余裕を持った計画を立てて、少し早めに進めることを意識しましょう。</p>
<h3>【期限までに課題を提出】</h3>
<p><strong>課題は期限までに提出しなければ修了できない</strong>ことがあります。前述していますが、期限までに余裕を持って課題に取り組み、早めに提出しましょう。</p>
<h3>【モチベーション維持】</h3>
<p>自宅は誘惑の多い場所なので、<strong>学習のモチベーションを保つ</strong>ことは大変です。気分転換の休憩を挟んだり、カフェなど環境を変えてみたり、モチベーションを保つための方法を試して学習を進めましょう。</p>
<h2>スクールの選び方</h2>
<p>実務者研修は、通信コースを受講していても自宅学習だけでは修了することはできません。通学して受講する科目があります。<br>
そのため、実務者研修のスクールを選ぶときには、「<strong>自宅から通学しやすい場所にあること</strong>」「<strong>スクーリングのスケジュールが休みと合っていること</strong>」「<strong>受講費用が安いこと</strong>」「<strong>振替制度の有無</strong>」などを比較して選びます。<br>
弊社の運営する介護の資格一括資料請求サイト『シカトル』では、お近くのスクールの資料を一括請求することができて便利です。ぜひチェックしてみてください。</p>
<p><a href="https://www.i.sikatoru.com/magazine/jitsumusha/j-where-to-take">実務者研修のスクールを比較する時のポイント</a></p>
<h2>まとめ</h2>
<p>実務者研修の勉強の進め方やスクールの選び方についてご紹介しました。<br>
「通信コース」でもスクーリングが必要な科目があるので、ご紹介したように立地など複数のポイントを比較してスクールを選ぶのが良いでしょう。<br>
皆さんが、自分に合ったスクールを選び、実務者研修を無事に修了できることをお祈り申し上げます。<br>
最後までお読みいただきありがとうございました。</p>
<p><a href="https://www.i.sikatoru.com/jitsumusha">介護福祉士実務者研修とは？資格の取得方法やメリット、講座の選び方</a></p>


実務者研修の勉強方法には主に自宅学習とスクールに通学する方法があります。特に自宅学習をする場合は期日までに課題を提出する、無理のない計画を立てる必要があります。ここでは実務者研修の勉強方法や自宅学習のポイントについて解説します。

【2024年最新】実務者研修の勉強方法！自宅学習のポイント

<p>実務者研修は、実践的な介護技術や知識を学ぶ研修であり、介護職として働きながら<strong>介護福祉士へのキャリアアップ</strong>を目標として受講する人が多い研修です。</p><p>しかし、受講を考えている方の中には、「仕事や家事、育児と研修の受講を両立できるのかな？」という不安を感じる人も多いでしょう。</p><p>この記事では、実務者研修の勉強方法と修了までの流れをご紹介しますので、参考にしてください。</p>

<h2>実務者研修のスクーリング内容は？</h2>
<p>それではまず、実務者研修のカリキュラムについて説明します。<br>
実務者研修のカリキュラムは以下のようになっています。その中で、<strong>スクーリング（通学してスクールで授業を受ける）科目は2科目</strong>になります。</p>
<table class="table table-bordered">
    <thead>
      <tr>
        <th>科目名称</th>
        <th>時間</th>
    </thead>
    <tbody>
      <tr>
        <td>人間の尊重と自立</td>
        <td>5</td>
      </tr>
      <tr>
        <td>社会の理解Ⅰ</td>
        <td>5</td>
      </tr>
      <tr>
        <td>社会の理解Ⅱ</td>
        <td>30</td>
      </tr>
      <tr>
        <td>介護の基本Ⅰ</td>
        <td>10</td>
      </tr>
      <tr>
        <td>介護の基本Ⅱ</td>
        <td>20</td>
      </tr>
<tr>
    <td>コミュニケーション技術</td>
    <td>20</td>
  </tr>
  <tr>
    <td>生活支援技術Ⅰ</td>
    <td>20</td>
  </tr>
  <tr>
    <td>生活支援技術Ⅱ</td>
    <td>30</td>
  </tr>
  <tr>
    <td>介護過程Ⅰ</td>
    <td>20</td>
  </tr>
  <tr>
    <td>介護過程Ⅱ</td>
    <td>25</td>    
  </tr>
  <tr>
    <td>介護過程Ⅲ(スクーリング)</td>
    <td>45</td>
  </tr>
  <tr>
    <td>発達と老化の理解Ⅰ</td>
    <td>10</td>
  </tr>
  <tr>
    <td>発達と老化の理解Ⅱ</td>
    <td>20</td>
  </tr>
<tr>
    <td>認知症の理解Ⅰ</td>
    <td>10</td>
  </tr>
  <tr>
    <td>認知症の理解Ⅱ</td>
    <td>20</td>
  </tr>
  <tr>
    <td>障害の理解Ⅰ</td>
    <td>10</td>
  </tr>
  <tr>
    <td>障害の理解Ⅱ</td>
    <td>20</td>
  </tr>
  <tr>
    <td>こころとからだのしくみⅠ</td>
    <td>20</td>
  </tr>
  <tr>
    <td>こころとからだのしくみⅡ</td>
    <td>60</td>
  </tr>
  <tr>
    <td>医療的ケア(講義・スクーリング)</td>
    <td>50※</td>
  </tr>
<tr>
        <td>合計時間</td>
        <td>450</td>
      </tr>
    </tbody>
  </table>
<p>※医療的ケアは講義50時間とは別に実技演習を修了する必要があります。<br>
引用元：<a href="https://kouseikyoku.mhlw.go.jp/kantoshinetsu/shokan/kankeihourei/documents/jitsumusya_guideline_20180406.pdf">厚生労働省「実務者研修における「他研修等の修了認定」の留意点について」</a></p>
<h2>スクーリングが必要な科目の具体的な内容</h2>
<p>それでは、スクーリングが必要な科目、「<strong>介護過程Ⅲ</strong>」と「<strong>医療的ケアの演習</strong>」では具体的にどのような内容を学習するのかを説明します。</p>
<h3>介護過程Ⅲ</h3>
<p>介護過程とは、ケアプランに基づき、<strong>利用者一人ひとりに適した介護を提供するための過程</strong>（アセスメント・計画の立案・実施・評価）を指します。<br>
実務者研修では、介護過程を「介護過程Ⅰ」「介護過程Ⅱ」「介護過程Ⅲ」と、3段階に分けて学習します。スクーリングが必要な科目は「介護過程Ⅲ」であり、これまで「介護過程Ⅰ」、「介護過程Ⅱ」で学んだ知識を総合的に活かし、利用者の心身の状況に合わせた介護が提供できるように、<strong>グループワークやロールプレイ</strong>が行なわれます。</p>
<h3>医療的ケアの演習</h3>
<p>「医療的ケア」の演習では、以下の内容をシミュレーターなどを使用して実施します。</p>
<p><strong>喀痰吸引</strong></p>
<ul>
<li>口腔内の喀痰吸引（通常手順）	5回以上</li>
<li>鼻腔内の喀痰吸引（通常手順）	5回以上</li>
<li>気管カニューレ内の喀痰吸引（通常手順）	5回以上</li>
</ul>
<p><strong>経管栄養</strong></p>
<ul>
<li>胃ろう又は腸ろうによる経管栄養	5回以上</li>
<li>経鼻経管栄養	5回以上</li>
</ul>
<p><strong>救急蘇生法</strong></p>
<ul>
<li>1回以上</li>
</ul>
<p>実務者研修の医療的ケアについて詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。<br>
<a href="https://www.i.sikatoru.com/magazine/jitsumusha/j-medicalcare">実務者研修の医療的ケア！講義や演習内容を徹底調査</a></p>
<h2>実務者研修のスクールを選ぶポイント</h2>
<p>スクーリングが必要な科目はカリキュラム全体からすると一部ですが、働きながら受講する方や育児をしている方にとっては「通学すること」が負担になり得ます。<br>
実務者研修を無事に修了するために、スクール選びが重要なので、スクール選びのポイントをご紹介します。</p>
<h3>スクールの立地が大事！</h3>
<p>スクール選びで重要なのが「<strong>スクールの立地</strong>」です。<br>
通いやすいスクールを選ぶことで、通学の負担を軽減することができます。また、合わせて「<strong>スクーリングの日程</strong>」も重要です。皆さんの都合と合う日程でスクーリングが実施されていないと、受講が難しくなります。<br>
その他にも「<strong>受講費用</strong>」も重要なポイントです。受講費用を比較する場合は、受講料、テキスト代、キャンペーンを含めてチェックしましょう。<br>
複数のスクールを比較して、「受講しやすいスクール」を選ぶことで、皆さんの研修受講の負担を減らせるでしょう。</p>
<p>実務者研修のスクールを選ぶポイントを詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。<br>
<a href="https://www.i.sikatoru.com/magazine/jitsumusha/j-where-to-take">実務者研修のスクールを比較する時のポイント</a></p>
<h3>シカトルなら近場のスクール情報を一括検索できる！</h3>
<p>実務者研修のスクールはたくさんあるので、その情報を一つ一つ調べることは簡単ではありません。そのような時は、実務者研修のスクールの資料を一括請求できる『<strong>シカトル</strong>』が便利です。1回の請求で該当になるスクールからの資料が届き、比較することができます。<br>
ぜひチェックしてみてください。</p>
<h2>まとめ</h2>
<p>実務者研修の内容について説明しました。実務者研修のカリキュラムでは、必ずスクーリングで受講しなくてはいけない科目があります。<br>
将来のことを考えて実務者研修の資格取得を目指していても、働きながら通学することは負担になるでしょう。ここでご紹介した内容を参考に、皆さんがスクーリングの負担を軽減できて、無事に実務者研修を修了できることをお祈りいたします。<br>
最後までお読みいただきありがとうございました。</p>
<p><a href="https://www.i.sikatoru.com/jitsumusha">介護福祉士実務者研修とは？資格の取得方法やメリット、講座の選び方</a></p>


実務者研修でスクーリング（通学）が必要な科目は介護過程Ⅲと医療的ケアの演習です。グループワークロールプレイ、シミュレーターなどを使用して実習を行います。ここでは実務者研修のスクーリング内容について詳しく紹介します。

【2024年最新】実務者研修のスクーリング(通学)の学習内容とは？

<p>介護業界で働く方は、職場から勧められて実務者研修の受講を検討していませんか？</p><p>「実務者研修ってどんなスケジュールで受講するのかな？」「通信教育だけで受講できるのかな？」「スクーリングって何だろう？」などの疑問を感じる方もいると思います。</p><p>この記事では、実務者研修の受講を検討している方に、実務者研修の内容、スクーリングの科目、スクールの選び方などをご紹介します。ぜひご一読ください。</p>

<h2>実務者研修のカリキュラムは？</h2>
<p>実務者研修のカリキュラムは以下の通りです。</p>
<table class="table table-bordered">
    <thead>
      <tr>
        <th>科目名称</th>
        <th>時間</th>
    </thead>
    <tbody>
      <tr>
        <td>人間の尊重と自立</td>
        <td>5</td>
      </tr>
      <tr>
        <td>社会の理解Ⅰ</td>
        <td>5</td>
      </tr>
      <tr>
        <td>社会の理解Ⅱ</td>
        <td>30</td>
      </tr>
      <tr>
        <td>介護の基本Ⅰ</td>
        <td>10</td>
      </tr>
      <tr>
        <td>介護の基本Ⅱ</td>
        <td>20</td>
      </tr>
<tr>
    <td>コミュニケーション技術</td>
    <td>20</td>
  </tr>
  <tr>
    <td>生活支援技術Ⅰ</td>
    <td>20</td>
  </tr>
  <tr>
    <td>生活支援技術Ⅱ</td>
    <td>30</td>
  </tr>
  <tr>
    <td>介護過程Ⅰ</td>
    <td>20</td>
  </tr>
  <tr>
    <td>介護過程Ⅱ</td>
    <td>25</td>    
  </tr>
  <tr>
    <td>介護過程Ⅲ(スクーリング)</td>
    <td>45</td>
  </tr>
  <tr>
    <td>発達と老化の理解Ⅰ</td>
    <td>10</td>
  </tr>
  <tr>
    <td>発達と老化の理解Ⅱ</td>
    <td>20</td>
  </tr>
<tr>
    <td>認知症の理解Ⅰ</td>
    <td>10</td>
  </tr>
  <tr>
    <td>認知症の理解Ⅱ</td>
    <td>20</td>
  </tr>
  <tr>
    <td>障害の理解Ⅰ</td>
    <td>10</td>
  </tr>
  <tr>
    <td>障害の理解Ⅱ</td>
    <td>20</td>
  </tr>
  <tr>
    <td>こころとからだのしくみⅠ</td>
    <td>20</td>
  </tr>
  <tr>
    <td>こころとからだのしくみⅡ</td>
    <td>60</td>
  </tr>
  <tr>
    <td>医療的ケア(講義・スクーリング)</td>
    <td>50※</td>
  </tr>
<tr>
        <td>合計時間</td>
        <td>450</td>
      </tr>
    </tbody>
  </table>
<p>※医療的ケアは講義50時間とは別に実技演習を修了する必要があります。<br>
引用元：<a href="https://kouseikyoku.mhlw.go.jp/kantoshinetsu/shokan/kankeihourei/documents/jitsumusya_guideline_20180406.pdf">厚生労働省「実務者研修における「他研修等の修了認定」の留意点について」</a></p>
<h2>実務者研修の難易度と合格率は？</h2>
<p>上記のようなカリキュラムの実務者研修を修了することは難しいのでしょうか？<br>
実務者研修の難易度は高くありません。**受講者の合格率（修了）は、ほぼ100％**です。そのため、「自分にも取れるかな？」「修了試験って難しいのかな？」と心配に思っている方も安心して受講していただけます。</p>
<h3>修了試験の有無</h3>
<p>「実務者研修って修了試験があるの？」と疑問を持った方も多いのではないでしょうか？実務者研修では、<strong>修了試験の実施は義務づけられていません</strong>。そのため、スクールによっては実施していないこともあるので、実務者研修を修了した方から聞いた話には修了試験の話はなかった、ということもあります。<br>
修了試験は、学習の理解を図る目的で実施されているので、学習内容をしっかりと復習することで合格できるでしょう。また、再試験を実施して、全員が合格できるように配慮しているスクールが多いようです。<br>
修了試験がある場合の出題形式は、選択式が多いようです。ここでは例題をご紹介します。</p>
<p><strong>【例題1】</strong><br>
利用者の生活の質（ＱＯＬ）を高めるための介護福祉職のあり方として、最も適切なものを 1つ選びなさい。<br>
1.ＡＤＬ（Activities of Daily Living：日常生活動作）の維持・向上を最優先にする。<br>
2.どの利用者に対しても同じ方法で介護する。<br>
3.利用者の精神的側面は考慮しなくてもよい。<br>
4.終末期の介護では、利用者の私物は早めに処分する。<br>
5.利用者のニーズや生活環境を総合的にみて、介護の方針を検討する。</p>
<p>【例題1解答】<br>
5.利用者のニーズや生活環境を総合的にみて、介護の方針を検討する。</p>
<p><strong>【例題2】</strong><br>
血管性認知症（vascular dementia）の症状や特徴に関する次の記述のうち、適切なものを 1つ選びなさい。<br>
1.男性と比較して女性に多く認められる。<br>
2.ゆっくりと少しずつ進行する。<br>
3.人格変化を認めることが多い。<br>
4.初期にめまいを自覚することがある。<br>
5.85歳以上で多く認められる。</p>
<p>【例題2解答】<br>
4.初期にめまいを自覚することがある。</p>
<h3>実務者研修は何が難しいの？</h3>
<p>それでは、実務者研修を修了するのは簡単なのでしょうか？答えは、<strong>簡単ではありません</strong>。<br>
実務者研修は、通信と通学を組み合わせた「通信コース」を開講していることが多いですが、このコースでは、自宅でテキストを使用して課題を提出し、スクーリングで演習を受講しなくてはいけません。実務者研修の修了までで難しいところは、「<strong>学習の進行の管理</strong>」ということになります。</p>
<h2>実務者研修のスクール選びから修了までの流れ</h2>
<p>ここでは、これから実務者研修のスクールを探す方へ、スクール選びから修了までのポイントをご紹介します。</p>
<h3>スクール選びのポイント</h3>
<p>それでは、スクール選びのポイントをご紹介します。</p>
<h4>【自宅からのアクセス】</h4>
<p>実務者研修では、スクーリングでスクールに通う必要があるので、自宅からのアクセスが良いスクールを選ぶことが重要になります。</p>
<h4>【開講スケジュール】</h4>
<p>実務者研修の受講する目的が、介護福祉士の受験資格のためという方は多いでしょう。実務経験から介護福祉士を受験する場合は、実務者研修の修了期限が設けられているので、その期限に間に合うように開講しているスクールを探す必要があります。</p>
<h4>【スクーリング日程】</h4>
<p>スクーリングは、1日単位で実施しているスクールが多いので、皆さんの休日にスクーリングを実施しているスクールを選ぶことが重要です。シフト制で休日が不規則な方は、職場へ相談して休日の調整をしましょう。</p>
<h4>【振替授業】</h4>
<p>急な体調不良や予定変更で、予定していた日程でスクーリングを受講できなかった場合、振替で同じ授業を行う制度があるかどうかは、スクール選びのポイントになります。受講申し込み前にスクールに確認しましょう。</p>
<h4>【受講料】</h4>
<p>実務者研修の受講料は、スクールによって、また保有している資格によって大きな差があります。キャンペーンや割引制度、保有資格など該当になる受講料を比較してスクールを選びましょう。</p>
<p>スクール選びのポイントについて詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。<br>
<a href="https://www.i.sikatoru.com/magazine/jitsumusha/j-where-to-take">実務者研修のスクールを比較する時のポイント</a></p>
<h3>修了までのポイント</h3>
<p>ここでは修了までのポイントをご紹介します。</p>
<h4>【テキスト学習】</h4>
<p>通信コースでは、テキストを使用して皆さん自身で学習を進めます。テキストに書いている内容は、今後業務の中で使う知識になるので、テキストを読みましょう。課題の提出だけで、テキストを読まないことや飛ばして読むことはおすすめしません。</p>
<h4>【提出課題】</h4>
<p>提出課題は期日までに提出しましょう。そのために適切な学習スケジュールを立てることが重要になります。</p>
<h4>【スクーリング】</h4>
<p>スクーリングでは、「介護過程Ⅲ」「医療的ケアの演習」を約7日間で受講します。このスケジュール管理は、特に働きながら受講している方にとって難しいポイントになっていますので、休日の調整、体調の管理、職場への説明など、受講しやすい環境を整えましょう。</p>
<h2>まとめ</h2>
<p>実務者研修では、介護職として働いていく中で必要になる実践的な知識・技術を学ぶことができます。また、実務者研修を修了することでキャリアアップ、給与アップにも繋がります。<br>
実務者研修を受講している方が難しいと感じるのは、仕事と学習の両立なので、受講しやすいスクールを選び、自分のペースでコツコツと勉強を進めましょう。<br>
この記事でご紹介した内容が皆さんの実務者研修のスクール選びの参考になれば幸いです。</p>
<p><a href="https://www.i.sikatoru.com/jitsumusha">介護福祉士実務者研修とは？資格の取得方法やメリット、講座の選び方</a></p>


実務者研修の難易度はそこまで高くなく、真面目に講義を受けていればほぼ100%合格できます。修了試験もない場合が多いですが、この記事では実務者研修試験の例題や修了までのポイントなどについても紹介します。

【2024年最新】実務者研修の難易度は？試験や合格率はどれくらい？

<p>介護の現場で働いている方は、職場からステップアップのために実務者研修の受講を進められることがあるかと思います。受講を考えている方の中には、「どのようなことを学習するのかな？」「難しいのかな？」と不安を感じている方もいると思います。</p><p>実務者研修は、介護職としての専門的知識・技術を学び、実践で活かすことができるようになることが目的の研修ですが、<strong>介護未経験・無資格の方も受講できる研修</strong>です。</p><p>この記事では、実務者研修のカリキュラムや難易度についてご紹介しますので、実務者研修の受講に不安を感じている方は、ぜひご一読ください。</p>

<h2>実務者研修修了までの期間は？</h2>
<p>実務者研修の修了までにどのくらいの期間が必要なのでしょうか？<br>
実務者研修の標準的な<strong>受講期間は6ヵ月</strong>、<strong>受講時間は450時間</strong>となっています。しかし、実務者研修には他の介護の資格を取得する過程で学習した内容と重複する内容があるため、他の介護の資格を取得していた場合は<strong>一部科目の受講が免除</strong>されます。</p>
<h3>受講科目、受講時間、免除科目の一覧</h3>
<p>それでは具体的に実務者研修の受講科目、受講時間、免除科目についてご紹介します。</p>
<div class="table-responsive">
  <table class="table table-bordered">
    <thead>
      <tr>
        <th>科目名称</th>
        <th>時間</th>
        <th>初任者研修</th>
        <th>ヘルパー1級</th>
        <th>ヘルパー2級</th>
        <th>ヘルパー3級</th>
        <th>介護職員基礎研修</th>
      </tr>
    </thead>
    <tbody>
      <tr>
        <td>人間の尊重と自立</td>
        <td>5</td>
        <td>-</td>
        <td>-</td>
        <td>-</td>
        <td>-</td>
        <td>-</td>
      </tr>
      <tr>
        <td>社会の理解Ⅰ</td>
        <td>5</td>
        <td>-</td>
        <td>-</td>
        <td>-</td>
        <td>-</td>
        <td>-</td>
      </tr>
      <tr>
        <td>社会の理解Ⅱ</td>
        <td>30</td>
        <td>〇</td>
        <td>-</td>
        <td>〇</td>
        <td>〇</td>
        <td>-</td>
      </tr>
      <tr>
        <td>介護の基本Ⅰ</td>
        <td>10</td>
        <td>-</td>
        <td>-</td>
        <td>-</td>
        <td>〇</td>
        <td>-</td>
      </tr>
      <tr>
        <td>介護の基本Ⅱ</td>
        <td>20</td>
        <td>〇</td>
        <td>-</td>
        <td>-</td>
        <td>〇</td>
        <td>-</td>
      </tr>
<tr>
    <td>コミュニケーション技術</td>
    <td>20</td>
    <td>〇</td>
    <td>-</td>
    <td>〇</td>
    <td>〇</td>
    <td>-</td>
  </tr>
  <tr>
    <td>生活支援技術Ⅰ</td>
    <td>20</td>
    <td>-</td>
    <td>-</td>
    <td>-</td>
    <td>-</td>
    <td>-</td>
  </tr>
  <tr>
    <td>生活支援技術Ⅱ</td>
    <td>30</td>
    <td>-</td>
    <td>-</td>
    <td>-</td>
    <td>〇</td>
    <td>-</td>
  </tr>
  <tr>
    <td>介護過程Ⅰ</td>
    <td>20</td>
    <td>-</td>
    <td>-</td>
    <td>-</td>
    <td>〇</td>
    <td>-</td>
  </tr>
  <tr>
    <td>介護過程Ⅱ</td>
    <td>25</td>
    <td>〇</td>
    <td>-</td>
    <td>〇</td>
    <td>〇</td>
    <td>-</td>
  </tr>
  <tr>
    <td>介護過程Ⅲ(スクーリング)</td>
    <td>45</td>
    <td>〇</td>
    <td>〇</td>
    <td>〇</td>
    <td>〇</td>
    <td>-</td>
  </tr>
  <tr>
    <td>発達と老化の理解Ⅰ</td>
    <td>10</td>
    <td>〇</td>
    <td>-</td>
    <td>〇</td>
    <td>〇</td>
    <td>-</td>
  </tr>
  <tr>
    <td>発達と老化の理解Ⅱ</td>
    <td>20</td>
    <td>〇</td>
    <td>-</td>
    <td>〇</td>
    <td>〇</td>
    <td>-</td>
  </tr>
<tr>
    <td>認知症の理解Ⅰ</td>
    <td>10</td>
    <td>-</td>
    <td>-</td>
    <td>〇</td>
    <td>〇</td>
    <td>-</td>
  </tr>
  <tr>
    <td>認知症の理解Ⅱ</td>
    <td>20</td>
    <td>〇</td>
    <td>-</td>
    <td>〇</td>
    <td>〇</td>
    <td>-</td>
  </tr>
  <tr>
    <td>障害の理解Ⅰ</td>
    <td>10</td>
    <td>-</td>
    <td>-</td>
    <td>〇</td>
    <td>〇</td>
    <td>-</td>
  </tr>
  <tr>
    <td>障害の理解Ⅱ</td>
    <td>20</td>
    <td>〇</td>
    <td>-</td>
    <td>〇</td>
    <td>〇</td>
    <td>-</td>
  </tr>
  <tr>
    <td>こころとからだのしくみⅠ</td>
    <td>20</td>
    <td>-</td>
    <td>-</td>
    <td>-</td>
    <td>〇</td>
    <td>-</td>
  </tr>
  <tr>
    <td>こころとからだのしくみⅡ</td>
    <td>60</td>
    <td>〇</td>
    <td>-</td>
    <td>〇</td>
    <td>〇</td>
    <td>-</td>
  </tr>
  <tr>
    <td>医療的ケア(講義・スクーリング)</td>
    <td>50※</td>
    <td>〇</td>
    <td>〇</td>
    <td>〇</td>
    <td>〇</td>
    <td>〇</td>
  </tr>
<tr>
        <td>合計時間</td>
        <td>450</td>
        <td>320</td>
        <td>95</td>
        <td>320</td>
        <td>420</td>
        <td>50</td>
      </tr>
    </tbody>
  </table>
</div>
<p>※医療的ケアは講義50時間とは別に実技演習を修了する必要があります。<br>
引用元：<a href="https://kouseikyoku.mhlw.go.jp/kantoshinetsu/shokan/kankeihourei/documents/jitsumusya_guideline_20180406.pdf">厚生労働省「実務者研修における「他研修等の修了認定」の留意点について」</a></p>
<h2>実務者研修の受講中の流れ</h2>
<p>実務者研修は、自宅での学習と通学を組み合わせた「<strong>通信コース（通信＋通学）</strong>」と、すべてのカリキュラムを通学で受講する「<strong>通学コース</strong>」があります。「通信コース」を開講しているスクールが多いので、ここでは「通信コース」を受講する流れをご紹介します。</p>
<h3>自宅学習</h3>
<p>「通信コース」では「介護過程Ⅲ」と「医療的ケアの演習」以外の科目は、<strong>テキストを使用して自宅で学習</strong>します。テキストでの学習を進めながら、提出しなければならない課題に解答します。</p>
<h3>スクーリング</h3>
<p>「通信コース」では「介護過程Ⅲ」と「医療的ケアの演習」を通学してスクールで受講しなくてはいけません。<strong>スクーリングは約7日間</strong>となっています。<br>
「介護過程Ⅲ」では、これまで学習した知識や技術を介護の現場で活用する方法をグループワークやロールプレイなどで学習します。利用者の情報や希望を分析し、課題や目標を確認し、その人らしい生活を送ることを支援することを考えます。</p>
<p>「医療ケアの演習」では、シミュレーターなどを使用して以下の項目を学習します。</p>
<ul>
<li>口腔内の喀痰吸引を5回以上</li>
<li>鼻腔内の喀痰吸引を5回以上</li>
<li>気管カニューレ内部の喀痰吸引を5回以上</li>
<li>胃ろうまたは腸ろうの経管栄養を5回以上</li>
<li>経鼻経管栄養を5回以上</li>
<li>救急蘇生法を1回以上</li>
</ul>
<p>医療的ケアについて詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。</p>
<p><a href="https://www.i.sikatoru.com/magazine/jitsumusha/j-medicalcare">実務者研修の医療的ケア！講義や演習内容を徹底調査</a></p>
<h3>修了</h3>
<p>すべてのカリキュラムを修了すると、<strong>実務者研修修了証明書</strong>が発行されます。この実務者研修修了証明書は、就職・転職の時に履歴書に添付するだけでなく、介護福祉士を受験する時にも使用しますので、大事に保管しましょう。</p>
<h2>働きながらでも実務者研修は受講できるのか</h2>
<p>実務者研修は、働きながらでも受講している方が多い研修です。介護職のキャリアアップでは、<strong>介護職員初任者研修→実務者研修→介護福祉士</strong>というルートが一般的になっているので、キャリアアップを目指している方が受講しています。</p>
<h3>働きながら実務者研修を受講するポイントとは？</h3>
<p>ここでは働きながら実務者研修を受講するポイントをご紹介します。</p>
<h4>通学する日程を調整する！</h4>
<p>実務者研修を働きながら受講する上で、通学する日程の調整に苦労する方が多いようです。受講前に職場と相談して、スクーリングの日程に合わせて休日を調整してもらえないか確認しましょう。</p>
<h4>隙間の時間を大切に！</h4>
<p>働きながら学習時間を作らなければならないため、隙間時間を大切にしましょう。例えば、勤務中の休憩時間や電車やバスでの通勤時間などを利用して学習を進めると良いでしょう。</p>
<h4>学習計画を立てる！</h4>
<p>働きながら学習時間を確保することは難しいことです。しかし、提出課題やスクーリングなどの期限や日程が決まっているので、計画的に学習を進めることが重要です。<br>
実務者研修を働きながら受講する方法について詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。</p>
<p><a href="https://www.i.sikatoru.com/magazine/jitsumusha/j-study-plus-work">実務者研修は働きながら受講できる？</a></p>
<h2>実務者研修の期間と費用の関係</h2>
<p>実務者研修は、所有している介護の資格によって<strong>一部の科目の受講が免除</strong>されます。そのため、受講時間が短くなることはお伝えしましたが、受講期間が短くなると受講費用にも関係があるのでしょうか？<br>
実務者研修を開講しているスクールによって差がありますが、取得している資格によって割安な受講料を設定していることが多いようです。スクールを選ぶときには、保有している資格によって受けられる割引後の受講料を比較しましょう。<br>
実務者研修で免除される科目や費用について詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。</p>
<p><a href="https://www.i.sikatoru.com/magazine/jitsumusha/exemption">実務者研修で免除される科目や費用は？</a></p>
<h2>介護福祉士を受験するために実務者研修を受講するタイミングは？</h2>
<p>国家資格である介護福祉士は、国家試験を受験するために受験資格を満たすことが必要です。実務経験（実務経験3年以上＋実務者研修修了）から受験する方は、期日までに実務者研修を修了しなくてはいけません。<br>
直前で受講できるスクールが見つからないということにならないように、<strong>受験年度の4月から受講</strong>するのをおすすめします。</p>
<h3>実務者研修修了証明書の有効期間は？</h3>
<p><strong>実務者研修修了証明書には有効期間がありません。</strong><br>
また、実務者研修を修了してから何年以内に介護福祉士を受験しなくてはいけないといった制限もありません。そのため、実務未経験の方が、実務経験を積む前に実務者研修を受講していることもあります。</p>
<h2>実務者研修のスクールの選び方</h2>
<p>実務者研修は全国各地の資格のスクール等で開講されています。その中から自分に合ったスクールを選ぶにはどのようなポイントを比較すると良いのでしょうか？<br>
ここでは、スクールを比較するポイントをご紹介します。</p>
<h3>スクールの立地</h3>
<p>スクールの立地は大切なポイントです。通学が必要な科目があるため、自宅や職場から近い場所を選びましょう。</p>
<h3>スクーリングの日程</h3>
<p>土日など固定の休日がある場合は、休日に合わせてスクーリングができるスクールを選ぶことが大切です。また、仕事の都合などで急遽行けなくなることも考えられるため、授業の振替を行なっているのか調べましょう。</p>
<h3>受講費用</h3>
<p>受講費用も大切なポイントです。スクールによって受講費用は様々です。複数のスクールを比較検討しましょう。</p>
<p><a href="https://www.i.sikatoru.com/magazine/jitsumusha/j-where-to-take">実務者研修のスクールを比較する時のポイント</a></p>
<h3>スクール選びには一括資料請求がおすすめ</h3>
<p>全国各地のスクールで実務者研修が開講されていますが、ひとつずつのスクールから情報を集めようとすると手間や時間がかかります。効率よく資料を取り寄せ、比較するには、一括資料請求がおすすめです。<br>
弊社で運営している「シカトル」では<strong>全国のスクールからお近くのスクールを絞り込み、資料を一括請求</strong>できます。ぜひご利用ください。</p>
<h2>まとめ</h2>
<p>実務者研修は、介護職のキャリアアップには欠かせない資格です。介護の知識・技術向上のため、介護福祉士の受験資格のため、給与があがるから、など様々な理由から実務者研修の受講を考えていると思います。<br>
この記事でご紹介した内容が、皆さんに合ったスクール探しに役立てば幸いです。皆さんが実務者研修を修了して、介護職としてますますご活躍することをお祈り申し上げます。</p>
<p><a href="https://www.i.sikatoru.com/jitsumusha">介護福祉士実務者研修とは？資格の取得方法やメリット、講座の選び方</a></p>


実務者研修修了までの受講期間は6ヵ月、受講時間は450時間です。しかし、初任者研修など他資格を持っている場合はいくつかの科目や費用が免除されます。ここでは、実務者研修の受講期間や資格ごとのカリキュラムなどについて紹介します。

【2024年最新】実務者研修修了までの期間はどれくらい？

<p>実務者研修は、介護職として実践的な知識や技術を学習する研修であり、国家資格である介護福祉士を実務経験から受験する方が受講しています。</p><p>この記事では、これから実務者研修の受講を考えている方へ、修了までの期間や流れ、スクールの探し方についてご紹介しますので、是非ご覧ください。</p>

介護職員初任者研修

介護福祉士実務者研修

医療事務

介護福祉士受験対策講座

介護保険のプロフェッショナル

ケアマネジャー受験対策講座

福祉用具のプロフェッショナル

福祉用具専門相談員

医療的ケア教員講習

レクリエーション介護士

医療的ケア(喀痰吸引等研修)

介護事務

実務者研修教員講習

重度訪問介護従業者養成研修

認知症ケア

看護助手

歯科助手

調剤事務

お薬の適切な販売・アドバイス

登録販売者

保育士

チャイルドマインダー

ベビーシッター

心理カウンセラー

食育・食学・マクロビ

フットケア

障害者支援のプロフェッショナル

ガイドヘルパー

コミュニケーション技術の向上

ケア・コミュニケーション

クライアントを心のケアでサポート

メンタルケア・トレーニング

メンタルヘルス・マネジメント

セラピスト

障がい支援

介護予防のプロフェッショナル

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