介護士の仕事内容は?職場や給料についてもご紹介
介護職員初任者研修

【2024年最新】介護士の仕事内容は?職場や給料についてもご紹介

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「介護士」とは、一般的に訪問介護で働く訪問介護員(ホームヘルパー)や介護施設の現場で働いている方のことを指します。介護士の主な仕事内容は介護サービス利用者の介助や身の回りのお世話ですが、具体的にどのようなことをするのでしょうか。

ここでは、今後介護士として働きたいと考えている方やどの資格を取得すれば良いか分からない方のために、介護士のお仕事内容や働く場所、給与、おすすめの資格などについて詳しく紹介します。

介護士(訪問介護員(ホームヘルパー)、施設の介護職員)のお仕事内容とは

介護士のお仕事内容は、大きく分けて「身体介護」「生活援助」「その他の支援」の3つです。それぞれの具体的なお仕事内容について説明します。

身体介護

身体介護とは「利用者の身体に直接触れる介護」のことです。厚生労働省が定義している身体介護サービスの内容は以下になります。

①利用者の身体に直接接触して行う介助サービス(そのために必要となる準備、後かたづけ等の一連の行為を含む)
「利用者の身体に直接接触して行う介助サービス」とは着替え、食事、入浴、排泄、移動などです。身体介護は基本的に有資格者でないと行えない場合が多く、訪問介護においては介護職員初任者研修以上の資格を持っている必要があります。

②利用者のADL・IADL・QOLや意欲の向上のために利用者と共に行う自立支援・重度化防止のためのサービス利用者の身体に直接接触して行う介助サービス
「自立支援・重度化防止のためのサービス」とは、例えば「洗濯物を一緒に干したりたたんだりすること」や、「調理、配膳、後片付けなどを一緒に行うこと」などにより、利用者の自立をサポートするためのサービスです。安全のための声かけや利用者の疲労の確認なども重要なサービスの一環となっています。
・ADL......日常生活を送る上でおこなっている動作(行為・行動)
・IADL.....自分の身の回りのことを超えて、日常生活をおくるために必要な動作(行為)
・QOL......生活の質や生命の質

③その他専門的知識・技術(介護を要する状態となった要因である心身の障害や疾病等に伴って必要となる特段の専門的配慮)をもって行う利用者の日常生活上・社会生活上のためのサービス
「その他専門的知識・技術」にはたんの吸引や経管栄養などの医療的ケアが含まれます。サービス提供の有無は施設によって異なります。医療的ケアは都道府県の登録機関で一定の研修を修了し、認定を受けた方のみが行うことができます。`

生活援助

生活援助とは身体介護以外の掃除、洗濯、調理など利用者の身体に触れないで行う身の回りのお世話のことを指します。基本的に生活援助は利用者本人に対して行われるため、利用者以外の家族の部屋の掃除やペットの世話などは援助の範囲には含まれません。
介護の資格を有していない場合は生活援助や有資格者の補助に回ることが多いようです。

その他の支援

施設によってはレクリエーション活動やリハビリテーションなどを取り入れています。レクリエーションは単なる娯楽ではなく、高齢者の脳や身体機能の活性化などを目的に行われている重要な支援になります。介護資格に「レクリエーション介護士」がありますが、レクリエーションの企画や実行、高齢者とのコミュニケーションの仕方を学びたい方におすすめの資格です。


介護士(訪問介護員(ホームヘルパー)、施設の介護職員)として活躍できる場所は?

介護士が活躍できる場所はたくさんあります。ここでは介護士が活躍できる介護サービスや施設について紹介します。

訪問介護

訪問介護とは、訪問介護員(ホームヘルパー)が高齢者や障がい者の方の自宅を訪問し、介護や日常生活のお世話をする仕事です。主な仕事内容は、食事や入浴介助などの「身体介護」と料理や掃除、日用品の買い出しなどの「生活援助」になります。平均にして1時間から1時間半のサービスを一日に数件行います。訪問介護員(ホームヘルパー)は、利用者の自立支援をする在宅介護のプロフェッショナルといえます。

特別養護老人ホーム

特別養護老人ホームとは、身体上、または精神上の障がいがあり、介護の必要がある「要介護」の判定が出た人が利用可能な老人福祉施設です。略して「特養」とも呼ばれています。
特別養護老人ホームでの仕事内容は、施設に入所やショートステイなどで宿泊をしている高齢者の身の回りのお世話や、入浴など身体の介護などです。勤務は交代制をとっているところが多く、夜勤などもあります。認知症をはじめ、さまざまな病気を持つ高齢の方が入所しているため、特別養護老人ホームで働くことによって、介護についての多様な技術を学ぶことができます。職員が多いため仕事の相談がしやすい点、大規模な施設の場合は研修体制が整っており介護職員としての成長機会が多い点を魅力に感じる方も多いようです。

グループホーム

グループホームとは、認知症の方がスタッフの援助を受けながら少人数で共同生活をするための施設です。
グループホームでの仕事の内容は、入浴介助や食事介助、レクリエーション的な活動(料理や野菜づくり)などです。勤務には夜勤もあります。グループホームで働かれる方は、規模が小さいため利用者と向き合い、細かいケアが出来るところに魅力を感じる方が多いようです。

有料老人ホーム

有料老人ホームとは、食事サービス、身体介護サービス、生活援助、その他の支援(健康管理など)のうち一つ以上のサービスを提供する高齢者向けの居住施設です。「介護付」「住宅型」「健康型」の3つのタイプがあり、それぞれ提供するサービスが異なります。

介護付有料老人ホーム

提供サービス:食事サービス、身体介護サービス、生活援助、その他の支援

介護付有料老人ホームとは、各都道府県から「特定施設入居者生活介護」の指定を受けた高齢者向けの居住施設のことです。施設によって異なりますが、介護度の低い方から高い方、認知症の方などさまざまな方が利用しています。
介護付有料老人ホームでの仕事内容は、排泄や入浴などの身体介護、食事や洗濯などの生活支援、機能訓練、レクリエーション活動など多岐にわたります。

住宅型有料老人ホーム

提供サービス: 食事サービス、生活援助、その他の支援

住宅型有料老人ホームとは、食事や家事などの生活支援サービスを提供する高齢者向けの居住施設のことです。基本的に身体介護サービスは提供していませんが、介護が必要となった入居者は外部の介護サービスを契約して利用することができます。
住宅型有料老人ホームでの仕事内容は、食事、洗濯などの生活支援、入居者の部屋の掃除などになります。また、外出支援や緊急時の対応、レクリエーション活動などを行うこともあります。

健康型有料老人ホーム

提供サービス: 食事サービス、生活援助、その他の支援

健康型有料老人ホームとは、健康で自立している高齢者向けの居住施設です。住宅型有料老人ホームと同じで原則身体介護サービスの提供はありません。住宅型有料老人ホームでは介護が必要になった場合は外部の介護サービスを利用できますが、健康型有料老人ホームでは介護が必要になった場合は退去しなくてはならない、という違いがあります。
健康型有料老人ホームでの仕事内容は、食事、洗濯などの生活支援、入居者の部屋の掃除などになります。また、イベントやレクリエーション活動なども活発に行われるため、イベントやレクリエーションの準備や実行も重要な仕事になるでしょう。

デイサービス

デイサービスとは、介護保険サービスにおける「通所介護」の通称です。デイサービスでは、自宅で生活している高齢者が日帰りで食事、入浴、レクリエーションなどのサービスを受けることができます。
デイサービスでの仕事内容は、食事や排泄、入浴などの介助、レクリエーションや機能訓練などです。他にも利用者の自宅と施設までの送迎があり、介護士は車の乗り降りのサポートをすることがあります。運転は専門のドライバーが担当することもありますが、普通運転免許を持つ介護士が担当する場合もあります。

病院

介護士が働く先には、介護施設や介護事業所ばかりでなく医療施設もあります。
病院では、看護助手として患者の食事介助や入浴介助、おむつ交換を行ったりするなど、介護分野での役割を担うことになります。介護資格がなくても就労できる病院もありますが、介護資格は持っていたほうが有利です。

介護職員初任者研修が活かせる仕事や働く場所は?


介護士(訪問介護員(ホームヘルパー)、施設の介護職員)の平均給与は?

活躍先の多い介護士(訪問介護員(ホームヘルパー)、施設の介護職員)ですが、給与はどれほどもらえるのでしょうか。以下は、常勤職員で資格(介護福祉士、介護福祉士実務者研修、介護職員初任者研修)を保有している介護士と資格を保有していない介護士の平均月収のデータです。
介護士の平均給与

引用元:厚生労働省「令和2年度介護従事者処遇状況等調査結果」

資格(介護職員初任者研修)取得者と無資格者では、月給では約2万5千円、年収では約30万円の差があります。事業所によって異なりますが、資格取得者は資格手当が付くことが多く、無資格の方よりも給与水準が高い傾向にあるようです。
また、介護資格を保有していることで就職、転職の選択肢が広がります。資格保有が必要条件となっている求人も多くあるため、事前にご自身で条件を調べたり、事業所などに確認しましょう。

初任者研修を取得するとお給料は上がる?

介護士(訪問介護員(ホームヘルパー)、施設の介護職員)としてキャリアアップするためのおすすめ資格は?

介護士としてキャリアを積みたいと考えている場合、介護資格を取得することがおすすめです。それでは、どのような資格をどのような順番で取得すれば良いのでしょうか。ここでは、介護士としてステップアップするためにおすすめの資格を紹介します。
介護資格のキャリアアップ図

介護職員初任者研修

介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)は介護を学ぶ全ての人の入門となる資格です。受講することで、介護者が最低限必要な知識や技術、考え方を身につけ、基本的な介護業務が行えるようになります。厚生労働省が示す介護職キャリアパスのスタート資格でもあるため、これから介護の仕事に携わる未経験の方がまず最初に取得することが望ましいとされています。訪問介護で働く場合は介護職員初任者研修資格の取得が必須になり
ます。

介護職員初任者研修(ホームヘルパー2級)とは?資格の取得方法やメリット、講座の選び方

介護福祉士実務者研修

介護福祉士実務者研修(旧ホームヘルパー1級)は介護職員初任者研修の上位資格であり、たんの吸引や経管栄養など専門的な技術を学ぶことができます。介護を基礎から順を踏んで学びたい方は、まずは介護職員初任者研修を修了した後に介護福祉士実務者研修を受講することをおすすめします。介護職員初任者研修の資格を取得されている方は、介護福祉士実務者研修の受講料と受講時間の一部が免除になります。

介護福祉士実務者研修とは?資格の取得方法やメリット、講座の選び方

介護福祉士

介護福祉士は、数ある介護資格の中で唯一の国家資格です。介護福祉士になるためには国家試験に合格する必要があり、その受験要件は「実務経験3年以上+実務者研修を修了していること」です。介護福祉士の業務には一般的な身体介護だけでなく、家族介護をされている方や現場で働く介護職員に対しての指導やアドバイスをすることも含まれています。介護福祉士の資格取得には高度な知識や技術が必要とされますが、一度取得すればどこへ行っても通用する資格といえるでしょう。

介護福祉士とは?受験資格や試験、取り方をご紹介


介護士(訪問介護員(ホームヘルパー)、施設の介護職員)とはどんなお仕事? まとめ

介護士のお仕事内容と活躍場所、給与、おすすめ資格について紹介しました。
介護士として活躍できる場所は多くありますが、施設や事業所によって提供するサービスが異なるため、仕事内容も異なります。ご自身がどのような介護をしたいのか、どのようなキャリアを積みたいのかを考えて就職先を決めることが大切です。また、資格を保有していないと働けない場合もあるため注意が必要です。
介護士の給与では、資格手当によってもらえる給与額が異なる場合が多いです。今後介護業界でキャリアアップを考えているのであれば、資格を取得されることをおすすめします。しかし、資格を取得したからといって必ず待遇が良くなるわけではなく、勤続年数や事業所によっても異なるため、事前にご自身で事業所に確認しましょう。

介護職員初任者研修(ホームヘルパー2級)とは?資格の取得方法やメリット、講座の選び方

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